第3期第1回 第1部講義メモ
第3期第1回 第1部講義メモ
00:03:12 講義開始
第一回はジャーナリスト、思想史家の会田弘継先生にお越しいただきました。どうぞよろしくお願いします(植田) 会田先生のアメリカとの関わりと、アメリカはどういう国なのかというところをまず最初にお聞きしたい(植田)
その話をするとそれだけで1〜2時間話したくなっちゃんですけど…(会田)
私の父親は東京大空襲のころ工学部で勉強していて、技術者なので徴兵されず生き延びた
私自身はアメリカのテレビドラマで育ち、英語は苦手だったが高校の先生の導きでアメリカ現代文学にのめり込み、同世代のアメリカ人の友達もいっぱいできる中で親父の体験を知り、葛藤を感じた
その後88年に共同通信の記者としてアメリカに行かれますが、自分がアメリカに行くということは意識されていたんですか?(植田)
あんまり思ってなかったです(会田)
(アメリカ人の)友人はたくさんいたし、村上龍「限りなく透明に近いブルー」の世界ですが横田の基地の周りで遊んだり、当時新宿にあったロック喫茶とかジャズ喫茶とか、そういうところで日常的にアメリカに触れていて、アメリカにいるようなものだった 日本中に基地があって占領されたような状態
私の家の前はまだ爆撃の跡がそのままにされていて、大きな窪地になっていた。そういう時代に生きていたということですよね(会田)
00:07:35 [会田弘継「戦争を始めるのは誰か: 湾岸戦争とアメリカ議会」
絶版だが、アメリカ議会研究をする人たちはみんな読む
私の独特の解釈かもしれないが、アメリカとイギリスをつなぐものの一つに議会の中で行われることがある。慣習、コモンローの世界(会田)
アメリカ人によく言うのが、アメリカ議会と一番よく似ているのは日本の築地の魚市場。伝統的にこういうときはこうするというルールがある
アメリカ議会も特に上院は暗黙のルールがたくさんある
上院で議長よりも多数派のマジョリティリーダー、院内総務が議事をとりしきるのも慣習
戦争を開始する権限は議会にある。湾岸戦争を開始するにあたって議会はどういうふうに動いていたのかをテーマにした
ベトナム戦争以降は懲りて動いてなかった仕組みが突然また動き出したのはなぜか
「戦争というのは20世紀の後半にはない、という事になっているわけですから」(会田)
日本人の僕からするとアメリカって契約の国で全てを文書化するようなイメージがありますが、築地の魚市場と似ているというのはすごく面白いです(植田)
00:10:37 [会田弘継「増補改訂版 - 追跡・アメリカの思想家たち」
最初にアメリカに赴任した88年から91年は冷戦が終わりつつあった。レーガン政権の最後からブッシュ政権の湾岸戦争が終わるまでいた。その時代は本当に歴史的に稀なことが起きた(会田)
巨大な思想体系を持って動いているソビエト連邦をはじめとした東側が突然のように崩壊していく
あれだけの強靭で大きな思想と対峙したアメリカも思想的に強靭だったと想定できる。だとすればその思想というのはどこにあって、どういう形をしていて、何なのか
合衆国憲法だとかフェデラリストペーパーズだとかになるが、今現在誰がそういう思想を継承しているのか。誰がアメリカの思想界を支えているのか ある時期に(佐々木毅が)アメリカに興味を持ち、行くときの条件が本を書くことだった。そのときに目をつけたのがレーガン政権の思想的基盤
これを読んだときに衝撃を受けて、ここに書かれている人たちに一人ひとり会って見てみたい、聞いてみたいと考えた(会田)
1945年生まれのジョージョ・ナッシュという研究者が、1976年に「1945年以降のアメリカにおける保守思想運動」 という長大な博士論文を書く
アメリカの大学の中では90〜95%は民主党支持で、保守研究などをしてしまうと大学の中では”いらん子”になる
友人が「お前の考えていることのヒントがこの本にあるかも」と絶版本を紹介してくれた
大学がリベラルだというのは感覚としてわかるんですけど、実際政治的に保守とリベラルどちらが強かったんですか?(植田)
ニューディールは非常に大きいこと。個人主義でやってきたアメリカが1920年代の大恐慌、第二次世界大戦、戦間期の経済破綻などの大きな破綻に直面し、リベラリズムの大きな組み換えが起きた
当時大きく世界を動かしていた社会主義を取り込み、大きな政府志向のニューディールリベラリズムが生まれる
そうなったとき、個人主義のアメリカで生きてきた起業家たちにとって、命令されたり規制されたりすることに対する怒りがあった。そこからリバタリアニズム、戦後の保守思想運動が始まる ただニューディールリベラリズムの力はものすごい強い。レーガンが出てくるまでの共和党の二人の大統領、アイゼンハワーとニクソンはニューディーラーよりもニューディーラー
1950年代には「You are conservative」という言葉は相手に対する最大の避難だったとワシントン・ポストのコラムニスト、ジョージ・ウィルが書いている
「コンサバティブ」という言葉はそのくらい下に見られていた。「おまえはバカだ」くらい
その中で、アメリカの保守主義の思想を作り出してる思想家たちの群像を描き出し、コンサバティブという言葉の意味を変えたのがジョージ・ナッシュの本
インターネットのない時代なので、膨大な書簡のやりとりでインタビューしている
00:17:32 Gen26 「書簡!めちゃくちゃ時間かかりそう、すごい」 ジョージ・ナッシュはトランプが当選した年に私が日本に呼びました(会田)
00:25:45 そろそろスライドに…
ジョージ・ナッシュが描き出した保守思想の動きが、ニューディール連合を崩壊させレーガン政権を生み出した。ここでアメリカの20世紀の思想の歴史は転換した。そこからおよそ40年くらいレーガン型の保守主義が続いてきたが、ここでまた破綻し、大きな組み換えが起きているというのが今の状況(会田)
アメリカの保守が破綻し、リベラルも特にカウンターができず、それによって新しい第三極が出てくるという構図は、最近参院選もありましたけど日本でも自民もダメ、民主党系もダメで、参政党やれいわが出てくるという構図に似ていると言えますか?(植田) 民衆が政治を動かしていくいわゆる下部構造的な問題では似ているが、実際の政党政治の場面では日本が似ているのはどちらかというと大陸ヨーロッパのほうで、アングロサクソンのほうではちょっと違う形で出ている(会田) 00:30:13 2期トランプ当選の反応
55歳で亡くなった中山俊宏氏とも2016年からずっと言っているが、トランプ個人とトランプ支持者とトランプ現象は別のものだとして議論していなければいけない(会田) トランプの人間性を好む人なんか誰もいない。彼はヴィークル(乗り物)にすぎず、思想家が利用している
焼け野原にして、新しいものを建てようとしている
イギリスのエコノミスト誌はトランプが当選したその日に2期目のトランプは「フランクリン・D・ルーズベルト以来最も重要な結果をもらす大統領である」と書いている
20世紀はアメリカの時代。アメリカの世界秩序と世界経済の時代をルーズベルトが作り出した。それをトランプが壊すというわけですが、エコノミストはポジティブに言っているんですか?(植田)
これはトランプ自体がやるということじゃない。思想家が問題で、今日はその話(会田)
エコノミストは1845年くらいにできた、当時の大英帝国を支えるための言論機関として動き出した雑誌。イギリスが産業革命で作ってアメリカが継承し、さまざまな問題を起こしつつ続いてきた近代がどうなるのか、そういう立場でものを言っている
今日の話の根幹はそこ。産業革命以降の近代の問題が終わり、思想的な混乱が今アメリカで起きている。特に保守側の、制度を守ろうとした人たちの間で凄まじい思想の改変や闘争が起きている
米紙ニューヨーク・タイムズ デビッド・ブルックス
トランプは階級闘争に飛び込んだが、左派(民主党)は文化闘争でかっこつけてるだけだ
デビッド・ブルックスは反トランプのネオコンだが、その彼でも民衆党はだめだと言う
ニューヨーク・タイムズは少数の保守ジャーナリストを置いている。保守思想がわからないと世界の半分がわからない
タッカー・カールソン
トランプを選ぶのは絶望している国(人々)
豊かになって長生きできるはずだったのに、寿命が縮んでいる
00:52:34 ポイント
2016年にポピュリズムによって反乱が起きた。その結果、アメリカの戦後保守思想が再編に入った ネオコンとリバタリアン(経済リバタリアン、ネオリベ)が放逐され、新しい思想潮流が生まれた 根っこにあるのは非リベラリズム
0055:06 jun_「非リベラリズムとは保守思想のことではないのですね🤗」 アメリカの保守というと個人の財産が重要という思想だと思いきや、今のアメリカはその保守でもない?(植田)
アメリカの基礎は独立宣言や個人の自由、財産権で、それを守るのが保守という考えは間違ってはない(会田)
日本なら天皇制を守るのが保守思想だが、簡単に言うとアメリカでは個人の自由や個人の財産が天皇制だから守りたい。それは革命思想を守りたいということ
ところが今アメリカではそんなのはリベラルだ、となってきた 00:57:12 ハイエクの三角形
私が勝手に作った「ハイエクの三角形」と呼んでいる図です(会田)
最終章(追論)「なぜわたくしは保守主義者ではないのか」
ハイエクはもともと経済思想家だったが後期においては自由の問題を扱う政治思想家になっていく
ハイエクはオーストリアからイギリスへ行き、戦後アメリカへ
アメリカ人から「あなたは保守主義者ですね」と言われて驚く
自分は自由主義経済学者で、リベラルだと思ってきたのに、アメリカではコンサバティブだと言われる
00:59:51 take1023 「国が変われば、保守の定義も変わると・・・w」 01:00:31 U_Ryuichi「自民党も外国からするとわかりづらい政党なんだろうな」 ハイエクは「アメリカにコンサバティブはない、あるのはソーシャリズム(ニューディーラー、社会主義者)だ」と考えた
リベラリズムとソーシャリズムの対比は個人主義と国家の介入ではっきりしている。その対立に対してコンサバティズムはどういう区別があるんでしょう?(植田)
伝統、慣習、コミュニティを大事にするかどうか(会田)
バークが言うコミュニティ、死者と生者とこれから生まれくるものたち
バークのキーワード「prejudice」「prescription」は「偏見」「実行」などと訳されるが、語源を考えれば【 pre(前に)- judice(judge: 判断する)】/ 【 pre(前に) - scription(書いている)】だから、「あらかじめもう決められて/書かれていること=慣習・伝統」で、つまり死者への敬意とそれを生まれくる人たちにいかに伝えるかという思想(会田)
バークは忘れられた思想家になっていたところ1940年代イギリスで再興する。それは大革命の時代から安定の時代にもっていくには保守思想が必要だというフランス革命の記憶からだと私は理解している(会田)
ラッセル・カークはバークが再興したイギリスに渡って研究し、その思想でアメリカの思想史を書き直した。それはこれから冷戦を戦うための思想的な基盤づくりになっていた
01:12:43 アメリカ戦後思想の見取り図
リバタリアン、伝統主義(宗教右派)、初期ネオコン(ニューレフト運動に怒ったニューディーラー)
これがレーガンを生み出す大きな思想運動になる
01:18:16 ニューディール連合と民主党
労働者階級、南部保守層(人種差別主義者)、マイノリティ、知識階層
70年代から産業構造が変わり、労働者やニクソンやレーガンに流れてしまう
イギリスでは19世紀末にこの現象は起きている
トーリー党でディズレーリが労働者階級に選挙権を渡し、労働者階級を取り込んでいった
第一次アフガン戦争でイギリスは衰退期に入り、守りの姿勢に入っていく
ディズレーリは小説家。ロンドンの貧困階級の生活者を小説として描き出せる人が、保守党の党首になり、首相になっていく。イギリス政治の一番面白い時代ですよね(会田)
当時のイギリス政治を徹底的に研究すれば今アメリカで起きていることの大部分が読み解ける
80年代民主党は立ち行かないと考えた若手がクリントン、バイデン、ゴア
労働者はいらない。共和党以上の企業政党になることを目指す 知識人、エリートだけでやっていくと(植田)
IT、金融、環境産業に巨大な金が動く。今はそう思われてないけど共和党よりも民主党が圧倒的に選挙資金を持っている 01:25:09 take1023「ここのタイミングで民主党が政党としてのポジションを変えたと・・」 こんなことをやっていると、ネオリベ化してミニ共和党になってしまう。その結果共和党と民主党一緒になって経済破綻を起こしてしまう
反乱が起きるのは当然。民主党員ではない社会主義者(サンダース)が出てくる。これが今日の物語の反対側の側面
トランプ前夜はもう本当に共和党も民主党も経済政策において二大政党制の対立が全く成り立ってなかったんですね(植田)
これまでのアイデアは破綻した。これに戦争がからむ(会田)
01:28:00 2016年ポピュリズム
ネオコン思想による9.11以降の戦争政策とネオリベ経済によるリーマン危機対応(ブッシュ、オバマ)が大失敗。中産階級以下はどん底
ポピュリズムによって二大政党が外部の人(トランプ、サンダース)に牛耳られた。これまでアメリカ史にないことが起きた
ネオコンはジャーナリストが多い
1970年代にラディカルセンターという優れた本が書かれる
いわゆるサイレントマジョリティー
右でも左でもない普通のアメリカ人の心の底を支えているのは、アメリカ人の1/4と言われるエヴァンジェリカルな信仰
政府は余計な事を言うな、ローカルコミュニティの自治が一番大事
ある時期から彼らの信仰心を核に動員して票に変える政治運動家が出てきた。バノンもそういう人(会田)
トランプが出てきてタガが外れた。レーガンでやってきたものは結局全部失敗だったんじゃないかという意識が人々の中に生まれてしまった
今の図(アメリカ戦後思想の見取り図)面白くて、エリートが主導してきた保守主義がなぜトランプに行き着いたのかというときに、日本のメディアだとオルトライトとか、トランプ周辺の知識人たちに注目を集めますが、一度大衆意識を経由していることが重要なんですね(植田)
80年代からレーガニズム体制が40年続いた。専門的にはフュージョニズム。それがトランプが出てきて一度チャラになった。そのときに、知識人層のレーガニズム体制が抑え込んでいた大衆運動のネガティブな部分が顔を出す。2年ほどオルトライトなどの問題が起きたのは、レーガニズムの次の知識人運動が形成されてなかったから(会田)
2018年から2019年にかけて新しい思想運動が形作られてくる。それが今日の講義の中核
同時代的に進んでいるから私にカンニングペーパーはありません。ジョージ・ナッシュなどアメリカの研究者とオンラインで議論している。ヨーロッパにも同じようなことをやっている人がいるんだと思うが…(会田)
01:44:40 2016年保守側で起きたこと
レーガン主義(戦後保守主義運動)の否定、オルタナ右翼、新保守主義会議(National Conservative Conference)
ヨーロッパではNational Conservatismという言葉はずいぶん前から使われている。アメリカではナショナリズムという言葉はものすごく否定的な言葉で、普通は使わない。
何と言うんですか?(植田)
愛国者だというときは「パトリオット」。第二次大戦でヨーロッパ人がやった馬鹿な戦争の根源はナショナリズム、ファシズムだというのがアメリカ人の頭にある(植田)
ところが2018年の9月にトランプが「私をナショナリストと呼んでくれ」と演説した。私は大ニュースだと記事を書いた。ニューヨーク・タイムズも大変な意味の転換が起きていると書いた
カークはコンサーバティズムはナショナリズムとは縁がないと書いた。それが今渾然一体になっている。
これが先にヨーロッパで起きていた(National Conservatism)
01:50:15 下部構造
下部構造の問題を知らずしてこういう議論はない
みんなトランプが関税を上げるのを見て自由貿易主義に反している、あいつは頭が悪いと言うが、トランプ政権ができる前から10%の相互関税を提案しているのはオレン・キャス。経済諮問会議の議長スティーブン・ミランも15から20%が最適関税であると言っていて、それをトランプは交渉材料に使った(会田) 第二次世界大戦後、戦間期の反省を踏まえてGATTが生まれる。GATTはなぜ協定の名前で事務局の名前なのかといえば、イギリスの植民地制度が妨害になり、世界的に一律の自由貿易体制がつくれなかった。
本来は1940年にITO(国際貿易機関)を作るはずだったが、イギリスとアメリカの対立のためにできなかった。 冷戦期がおわりようやくWTOができた
有名な図ですがあらためてどう読むんでしょう?(植田)
世界で最も裕福な1%や、新興国の中産階級は所得が倍増している一方で、全然所得が伸びていない人がいる。先進国の中産階級。みなさんです。私も含めて(会田)
つまり先進国の中での階級格差が回復不可能な形で進んでしまったと(植田)
02:01:08 世界の所得格差
上位10%が持つ富が、国(ヨーロッパ、アメリカ、日本)の総所得の何%を占めているか
ディケンズの小説を読めば分かる通り、19世紀の資本主義は残酷で、だから人民党の反乱が起きた。それを変えていったのがニューディール、戦争経済。
右派、ナショナリストが平等な制度を作り、格差をなくした
製造業の時代は労働者が豊かな時代だった
サービス産業が始まると、格差がどんどん広がる
02:04:02 移民の問題
これが参政党の問題にもつながってくる。外人を排除するのは確かにけしからん。しかしその構造は誰が作っているのか
Unauthorized immigrant、つまり不法移民はいつ増えているのか
冷戦が終わった直後の90年は不法移民は350万人くらいしかいない。クリントン時代、プッシュ政権の始まりごろ一挙に1200万人に増える
どこで彼らが働いているか。農業、それにサービス産業
グローバリゼーション下のアメリカの経済の課題はチープレイバー。製造業は関税を下げてチープな材料でチープレイバーの国で作ればいいが、サービス産業はそうできない。チープレイバーを求めると不法移民になる
それが何をもたらすか。経済合理性で考えて全体に労賃の低下をもたらしている
02:09:42 収入階層別の資産増減 2007〜16
これをやってきたのが民主党共和党の冷戦以降の政策。一番ひどいのがこれで、オバマ政権の2009〜2016年でアメリカ人の資産がどれだけ増減したか
オバマ時代にアメリカ人の大部分が資産を大きく失っている
上位10%の人たちは不況期に資産を増やし、中産階級は7割も資産を減らしている
リーマンショックで破綻した銀行の経営者で逮捕者は一人もいない。民主党とIT化した金融機関の癒着
そういうことをやっていたら、トランプやサンダースが出てくるのは当たり前だったということです(会田)
移民労働者に対して怒るのは当然とは言わないが、猛烈な格差社会を作った政治、経済、リーダーの責任はある
02:15:10 アメリカ下位10%所得者の賃金推移
70年代以降まったく上がっていない
日本もまったくそうで、これは先進国共通の問題。背景にあるのがグローバライゼーション。お金の動きを自由にすると、資本だけが得をして一般の労働者はまったく恩恵を受けないような構造になっている
02:16:12 前半終了
経済格差は回復不可能なまでに格差が広がってしまった。その先にどうトランプが現れてそこからどう思想的にもう一度作り直されるのかという話を後半していきたいと思います(植田)