都市国家スカラ(Skalla)
第五星暦にギラバニア湖畔地帯で栄えた石造都市「スカラ」。小国であったが、数百年の時を費やし、険しい渓谷に見事な石造都市を築き上げたという。戦乱の時代を耐え抜くことができず滅亡。さらにも第六霊災の大洪水で元々渓谷地帯であったギラバニア湖畔地帯は流れてきた土砂で埋め尽くされ、一部残る渓谷部分は押し寄せた水が塩湖ロッホ・セル湖となり、遺跡もろともその湖底に水没している。
https://gyazo.com/160d70d37c24a17fb42ba0b3ab16c863
その後この地を制したのはアラミゴで、その最後の王、廃王テオドリックはその末期に、自らの王位が狙われているのではないかと疑心暗鬼になり、王位継承権を持つ王族たちを次々と処刑、その王族たちの財産を没収し、塩湖ロッホ・セルに水沈するスカラの遺構に隠していた。後年発見された財宝はガレマール帝国の属州支配より解放されたアラミゴの民のために使うこととし、塩湖の塩をアラミゴ復興資金へと換える一大プロジェクトが動き出すこととなった。
https://gyazo.com/bd2dfca5bee70e037b808a1567b3f22a