機工都市ゴーグ
機工都市ゴーグは、イヴァリース伝説に登場する幻の機工都市。ゴーグ人が住み、飛空艇や機工兵器の発明が最初になされたといわれている。ゴーグ人はエーテルが放出できない体質であったために魔法が使用できず、代わりに機工技術を著しく発展させた。
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ラバナスタからはるか南のバルナード海の海上に、地獄へと続くと伝えられる巨大な穴「リドルアナ」があり、そのその縁にそびえ立つ大灯台がかつての機工都市ゴーグの遺跡であるという。機工都市ゴーグは狭小な土地に築かれた都市で、上へ上へと増改築が進められたためいつしか天に届くような巨大な塔になったと伝えられる。
機工都市ゴーグは隆盛を極めたが、「労働六号」と呼ばれる機動兵器とイヴァリースの騎士ラムザ・ベオルブが交戦した際「上半分」が消失したといわれている。(後に探究者により天空に上層部が残存していたと確認・報告されているため、実際には都市の中層部が失われたことが判明した。)このとき足元の海に、異空間へと繋がる亀裂を作り出してしまい、その穴に長い年月をかけて海水が流れ込み続け、穴を徐々に広げていった結果、「リドルアナ大瀑布」と呼ばれるほどの大穴になったと語られる。周辺地域の人々から疎まれるようになり、ゴーグ人は機工都市を放棄し流浪の民となった。彼らはいつしか北州イルサバード大陸に流れ着き、そこでガレアン族の始祖七部族のひとつとなったともいう。