明けの玉座と暮れの玉座
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東州オサード小大陸の中央部アジムステップはアウラ族の故郷とされている。アウラ族は太陽神アジムと月神ナーマにより創造されたと言い伝えられており、太陽神アジムにより最初のアウラ族の男性「明けの父」が創造された場所とされる聖地を「明けの玉座」、月神ナーマにより最初のアウラ族の女性「暮れの母」が創造された場所とされる聖地を「暮れの玉座」と呼んでいる。「明けの玉座」は歴代の有力部族が統治する事になっており、その都度改修を重ねた結果、今ではアジム・カート湖の上に巨大な半球状の台座が築かれ、その上に巨大宮殿がそびえており、「兄たちの橋」によりアジムステップと接続されている。現在はマグナイを長兄とするオロニル族と、それと同盟を結ぶブドゥガ族が占拠し暮らしている。
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一方、「暮れの玉座」には「暮れの母」の像が建てられているが、吹き付ける砂混じりの風による風化が進み、今や砂地に埋もれかけている。