新生編~
眼下を見やれば、そこには赤き帆の軍艦が三隻。海都「リムサ・ロミンサ」の底力を感じた。
酒を飲めば気分は大物。ヤバい奴らの縄張りで、大物気取りで港を一望。翌日、目が覚めたら吊されていた。
出漁前の俺だけの儀式。朝日届かぬ薄暗い洞穴で、逝った仲間に黙祷する。静かな雨音を、鎮魂歌に代えて。
辛い力仕事の合間、休憩中に見る景色が好きだ。青空に浮かぶ気球の美しさよ。
灰色の空のように気分が晴れないときは、高所に登る。先人が拓いた街道を見て、開拓の苦労に思いを馳せる。
放浪の神に見守られ、釣り糸を垂らす。眼下に見える塩の柱を目に、5年前の惨劇を思う。
農夫の朝は早い。門の上に立ち、朝霧に濡れた畑を見て、地味な野良仕事に備えて心を奮い立たせるのが日課だ。
青い空、青い海。船を導いていた灯台の灯りを消したあと、エールをひっかけながら見る海の眺めは最高だ。
子供だった頃、よく工房内を一望できる場所に立って、職人たちが働く姿を眺めたものだ。空が陰り、肌寒い日は特にな。
ざーざー流れる滝が、お気に入りの場所。寝たふりをして家を抜けだして、秘密の道を通って、大人が来れない高いところに行くんだ。
お天道様の日射しをうけて、気球のモーグリも気持ちよさそう。そんな日は、ついつい腰を下ろして休みたくなるね。
陽光を受けると泉の水が輝いて、庭園は荘厳な空気に満ちる。そんな光景を見れば、不信心なヤツだって、祈りを捧げたくなるだろう。
空を飛ぶシルフ族のキモチを、少しでも良く知りたいと、よじ登った屋根の上。闇夜にぼんやり浮かぶ街灯の美しさが忘れられない。
長い夜警を終え、三騎士を示す3枚の銀盤の上に立つ。交代の同僚に敬礼を交わし、吹き抜けから見える青空を見つつ、眠るために宿舎に戻るのだ。
ケチな市民から投げ銭を得るには雲を吹き飛ばすような芸が必須。吹き抜けの庭を跳び、東の街灯に華麗に飛び乗り道行く奴らを見渡してやろう。
ノフィカの井戸の足場の上から、砂都を見渡してみろ。そうすりゃ、星空にも勝るほど、まばゆく輝く「荒野の宝石」が見えるだろう。
想定外の霧で道に迷い、脚を滑らせ崖をずり落ちたとき、眼前に現れたのは亡国の残滓。いささか肝を冷やしたよ。
渇きし大地に降り注ぐ慈雨は、美しき花々を咲き誇らせていた。まるで、座した骸を慰めるかのように。
討伐任務を終え、崩れ去った建物の上に立ち、ふと見上げると、そこには垂れ込める雲の下、岩から顔を出す遺跡が見えた。
砂都から森都へ向かう道中、石橋で一泊。翌日、朝日を受けた古の王たちは、実に荘厳であった。
全地点をコンプリートするとアチーブメント報酬としてタイニーアプカルのミニオンとミリス・アイアンハートから次の探検手帳が貰えます。