大龍月亮門
ヤンサを南北に分ける大きな門。元々はドマが無二江を行く商業船や荷駄の川船の出入りを管理するために造った巨大な水門である。大河を挟むように両岸にそびえる天然の岩山を利用することで、見上げても天辺が霞むほど高く、大きく建造された大龍壁。その壁の中央部分が満月型の門がくり抜かれている。
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後年、ヤンサに侵略し属州としたガレマール帝国軍は河川の支配権をさらに強めるべく、ここに魔導フィールド発生機を増設した。飛行制限も設けられているため、この大龍月亮門か、あるいはナマイ村の北にある泉に密かに作られた抜け道を通らなければ南北間の通行はできない。