レポリット族
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月に生息するウサギのような小柄な獣人であり、同じく月に封じられたゾディアークを見守る監視者からは「月の船員(クルー)」と呼ばれている。ゾディアークの消滅で引き起こされるエーテルの循環不全と終末の顕在化に備えてハイデリンによって創造された種族で、ヒトに好意を持ってもらえるようウサギの姿をしている。惑星アー
テリスから多くの生命を「船」としての月に移送、その月を操縦して新天地となる星へと案内する役割を担っている。
性別は不明だが、本人たちの間では一応「he / her」の区別があるようだ。背丈は人の膝あたりまでで、長い耳を含めても成人の腰くらいである。。個体ごとに容姿の大きな違いはなく、個体別の名前は持たないが、便宜上、地上の言葉に合わせて○○ウェイと各々で好きに名乗っている。
総じて友好的で物腰も丁寧。星の移住という夢物語を実現するべく、極めて高い知性と技術を月の改造に注ぎ込んできた。地上の人々を救うという使命に熱心かつ忠実ではあるものの、全生命を救い出すことは叶わないという冷徹な判断も織り込んでいる。
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曰く6000年もの時を月の整備に費やしており、現生生命の知識を求めてハイデリンと交渉、約270年前にオールド・シャーレアンで実施された星海観測を機に、ハイデリンの意思を通じて地上との間に通信が確立した。いずれ必ず来る終末の厄災に備え、月を「船」と成して脱出する壮大な極秘プロジェクトを進めていた。これにあたり、レポリットにも哲学者議会から多数の書籍が資料として送られ、これに基づいた居住空間構築などの準備が行われたが、古代人基準で生み出された彼らは「現在の人間の体格は古代人と比較して1/3程度」という事実を把握する機会が無いまま計画が進行していたため大慌てで改修のため突貫工事に突入した。