レイクランド
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ノルブラント地方のほぼ中央部に位置している都市国家クリスタリウムの統治地域。鯨型の守り神ビスマルクが棲まうと伝わる「始まりの湖」という広大な湖が領有地の1/4占めていて、その湖畔にクリスタリウムの指導者である水晶公が住むクリスタルタワーが聳える。地形は起伏に富んでおり、始まりの湖のエーテルを吸った土壌の影響か鮮やかな紫色の葉をもつ樹木が目立つ。かつてこの場所にはレイクランド連邦という国があり、今もレイクランドの各地に連邦時代の遺跡が残っているが、遺跡の多くは現在、クリスタリウムの衛兵団の拠点として利用されている。
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光の氾濫から100年前、始まりの湖の湖畔に突如クリスタルタワーが姿を現した事でその召喚者たる男の存在が知られるようになる。彼は彼が住まう塔と体の一部が水晶化してしまっているその容姿から水晶公と呼ばれるようになる。水晶公は国を無くしたレイクランド連邦の民やブッブート王国の崩壊により行き場を無くした人々を無条件で受け入れた。その事により次第に人が増え、クリスタリウムという街が形成され、発展してきた。クリスタルタワーには第一世界にはなかった文明のものがあり、住民たちはそれらを使って復興していった。
水晶公を慕う者も多く、彼を王として戴き国としての体裁を整えようとする動きもあったが、彼は頑なに拒否し今に至る。