モードゥナ
アルデナード小大陸中央部に位置する地方。
かつて湖の西方にはその美しさから女神の泪と喩えられた巨大な滝「銀泪瀧」があり、銀泪瀧の滝壺から溢れる女神の泪はこの地方の面積の1/3以上を占めた「銀泪湖」へと流れ込んでいた。過去においてモードゥナの一帯は豊かな水をたたえたエオルゼア随一の沼沢地であり、エオルゼア随一の観光地でもあったという。
ところが、第六星暦末期にガレマール帝国の侵攻を受け付近の環境は一変。広大な荒れ地とクリスタルに覆われた大地に変化してしまった。比較的戦災被害の少なかった銀泪湖西岸部には湿地帯が広がり大型の水生生物が多数生息している。その湿地帯を見下ろすようにガレマール帝国軍の基地「カストルム・セントリ」が築かれており、24時間態勢でロボ型の敵や雑魚兵が付近の警戒に当たっている。
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第六星暦末期、ガレマール帝国が巻き起こした戦乱はこのモードゥナにも大きな傷跡を残した。ガレマール帝国軍は戦艦「アグリウス」でこの地に侵攻。銀泪湖の守り神とされていた祖龍ミドガルズオルムと激しい戦闘になった。この戦いは後に「銀泪湖上空戦」と呼ばれる事になる。
奮闘した祖龍ミドガルズオルムだったが戦艦を巻き沿いにして銀泪湖に墜落し死亡した。大損害を被ったガレマール帝国軍はこれにより勢いを失い侵攻を止めた。
しかし、戦艦アグリウス墜落時に戦艦の青燐炉隔壁が損壊、銀泪湖の湖水の大半を蒸発させ、湖畔地帯に大規模な水晶化現象を引き起こした。銀泪湖の中心部には今もガレマール帝国の戦艦「アグリウス」がミドガルズオルムの亡骸が巻き付けたまま湖底に突き刺さり塔のようにそそり立っている。このミドガルズオルムの亡骸が巻き付いた戦艦の残骸を、人々は「黙約の塔(The Keeper of the Lake)」と呼ぶ。
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銀泪湖「黙約の塔
さらにその後、追い打ちを掛けるように第七霊災の被害を受けキャンプ・レヴナンツトールは崩壊。その後、かつてのキャンプ・レヴナンツトールの東側に新しいエーテライトが再建され、街として復興された。