ドワーフ族
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第一世界、コルシア島のトップラングにあるグルグ火山一帯を根拠地とする小柄な種族なのだが、実は中身は原初世界でいうところのララフェル族である。原初世界のララフェルは南洋諸島から持ち前の社交性や前向きさで世界中にその行動範囲を広げているが、第一世界では自分たちの村に籠り、厳しい掟を守ってひっそり暮らしている。
保守的で掟にうるさく、めったに領地から離れることはない。
また、ドワーフ族は男女問わず全員が髭をたくわえているが全て偽物の付髭である。「家族以外の人に顔を晒すのは破廉恥なこと」という独特の文化があるらしく、常にヘルメットをかぶり、付髭をつけて暮らしている。採掘と冶金の技に優れ、精巧なカラクリを製造する。
ドワーフ達はトメラ村を拠点とする柔らかい髭のトル―一家とドヴェルグの煙突を拠点とするコグー一家に分かれており、両者は犬猿の仲で互いのヒゲの毛質について譲れない主張がある。また鉱脈からは極稀に「大地の種」と呼ばれる強い魔力を秘めた特殊な鉱石が見つかる事があるらしいのだが、コグー一家の縄張りであるドヴェルグの煙突からは今なおこの功績が採取できる。
因みにリスキーモブにも指定されているインドミタブルという暴走したカエル型採掘用オートマトンはコグー一家が製造したものだというが、インドミタブルは比較的シンプルな構造であり暴走することはあまり考えられない事から、一説には対立関係にあるトル―一家の妨害工作ではないかとも言われている。