ドラヴァニア
アバラシア山脈の西方に位置する山岳地帯。”ドラヴァニア”の名前で呼ばれることからもわかるとおり、この高地は古くから、ドラゴン族が支配する領域として恐れられてきた。ドラゴン族の聖地へ続く霊峰ソーム・アルはエオルゼアで一番高い山であり、さらにその上空、ドラゴン族の本拠地と言われるドラヴァニア雲海への入り口となっている。ソーム・アルを登るための登山道の入り口を塞ぐような形で「不浄の三塔」と呼ばれる塔が築かれドラゴンの住処となっており余所者の侵入を阻んでいる。
この霊峰ソール・アルの麓の高地地帯には野生のチョコボが生息するチョコボの森があるほか、昆虫をルーツに持つ蛮族グナース族、ソール・アルを登り切った先の雲海地帯にはモーグリ族の集落がある。
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一方山を下った低地帯には山から流れでた水が集まり流れ込む「サリャク河」と呼ばれる大河が流れ、自然豊かな土地が広がっている。
この低地帯にはドラゴン族は進出しておらず、かつては知の都と謳われた「シャーレアン」の植民都市が存在したが、ガレマール帝国の第一次エオルゼア侵攻によりアラミゴが陥落した5年後、モードゥナにて"銀泪湖上空戦"が行われた第六星暦1562年にシャーレアンはこの低地ドラヴァニア地方の植民都市を放棄し、北洋諸島の本国へと一夜にして去ってしまった。この鮮やか過ぎる撤収劇を人は「大撤収」と呼ぶ。植民都市に僅かに残された者はイディルシャイアと呼ばれる街を作り今でも低地ドラヴァニアで暮らしている。シャーレアンの撤収後、廃墟となった街は「青の手」と名乗るゴブリンの集団が大工房アーキテクトンを占拠しているほか魔物が徘徊し荒れ果てているが、聖モシャーヌ植物園やグブラ幻想図書館などかつての学術施設もそのまま放棄されていて貴重な植物や資料が今も眠っている。
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高地ドラヴァニア「グナース塚」
高地ドラヴァニア
ドラヴァニア雲海
低地ドラヴァニア