ドラゴン族
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元は別の惑星に生息していた種族で他の惑星文明からの侵略から逃れるため祖龍ミドガルズオルムが長い旅の末アーテリスへとたどり着いた。ミドガルズオルムがアーテリスにおける原始の幻龍で、すべてのドラゴン族の始祖となる。
人の概念に当てはめて“雄竜・雌竜”などと表現するが、本質的にドラゴン族に性別という概念はなく、無性生殖によって単体で子を成すことができる。そして生まれた子は、長い一生のうちにそれぞれが進化し、まったく異なる姿に育つ。ミドガルズオルムはアーテリスで、ニーズヘッグ、フレースヴェルグ、ラタトスク、バハムート、ティアマット、ヴリトラ、アジュダヤ、という7頭の子を産んだ。「七大天竜」と呼ばれる彼らは他のドラゴン族と比較しても各々破格の力を持っていて、基本的に長命なドラゴン族の中でも特に永遠とも思えるような寿命をもっており、人語を理解し、人間を凌駕する知恵と経験と知識を持ち、想念を直接相手の頭のなかに送り込む形で会話することもできる。
また、ドラゴンに分類されるものには知能の高い直系のドラゴン族の他に2種類あり、血を飲んだり肉を喰らうことでドラゴンの因子を取り込みドラゴン化した者(エイビス、シリクタ、ウェアドラゴンなど)やドラゴン族の魔力によって操られている魔物(ドレイクやビアスト、ドラゴンフライ、ティラノサウルスなど)があり、「眷族」と呼ばれるが、人語を話せず理解も出来ない者は知能が低いいわゆる「獣」として扱われる。
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ミドガルズオルムと七大天竜
祖龍ミドガルズオルム
幻龍とも呼ばれる。銀泪湖をねぐらとし守り神とされていたが、ガレマール帝国のエオルゼア侵攻の際、ガレマール帝国の大型飛行戦艦と銀泪湖上空で交戦、大型飛行戦艦を撃墜したものの、自身も大型飛行戦艦に巻き付いたまま共に湖へと墜落した。湖の真ん中にそそり立つミドガルズオルムの亡骸の巻き付いた飛行戦艦はその後「黙約の塔」と呼ばれるようになり、今でもその姿を見る事が出来る。
ニーズヘッグ
邪竜とも呼ばれる。イシュガルドの王トールダンと騎士団の手により妹ラタトスクを謀殺され、王トールダンと数名の騎士を屠ったもののトールダンの息子ハルドラスに眼球をくり抜かれた。怒りに燃えるニーズヘッグは眷属を率いてイシュガルドとの1000年に渡る竜詩戦争を始めた。
フレースヴェルグ
聖竜とも呼ばれる。ニーズヘッグと並び立つ偉大な竜王。聖女シヴァと種族を超えた愛を育み、人とドラゴン族の融和の時代を築いたが、300年後野心を抱いたトールダンの裏切りにより妹ラタトスクを失う。結果として人との融和がラタトスクの死を招いたといえる。
ラタトスク
詩竜とも呼ばれる。地を飛び回って兄弟を訪れ、遠く離れた地で暮らす兄弟の噂話を伝えていた。また好奇心が旺盛であったラタトスクは、融和の道を歩んでいた人との対話にも熱心であったという。人を信じすぎ、不用意に「竜の眼」にまつわる秘密をトールダンに話してしまったため謀殺されたとされる。
バハムート
光竜とも呼ばれる。数千年前にアラグ帝国の南方メラシディア侵攻の際に倒され、蛮神となったがアラグ帝国に捕縛され月の衛星「ダラガブ」に封印された。第七霊災時にネールと共振して封印が解けてしまい、エオルゼア十二神の力で再度封印しようとするが失敗。バハムートはメガフレアを発動し、第七霊災最大の厄災を巻き起こす。
ティアマット
5000年前、古代アラグ帝国の南方メラシディア侵攻の際にツガイであったバハムートを討たれた怒りのあまりバハムートを蛮神として蘇らせた。しかし、顕現したバハムートが本物とは程遠いまがい物であったためバハムートの魂を穢してしまった事を悔いている。アラグ帝国に捕縛され魔大陸アジス・ラーの「対偶の磔刑台」に捕らわれていた。
アジュダヤ
月竜とも呼ばれる。古代アラグ帝国のメラシディア侵攻の際、ティアマットの窮地を救うために南方戦線に赴きアラグ帝国が暗闇の雲との契約に基づきヴォイドから召喚した妖異の軍勢と交戦したが、第13世界へと拉致されて行方不明となってしまった。
ヴリトラ
星竜とも呼ばれる。傀儡を使用して正体を隠しながら治政を行う現ラザハンの領主。ティアマットを救うため姉のアジュダヤと共に南方戦線へと赴き妖異の軍勢と交戦したが、その際に行方不明となった姉のアジュダヤを探し続けている。
種族・民族図鑑~Ethnic Encyclopedia~