ディアデム諸島
アバラシア雲海の探索が急速に進んだことで、未踏だった厚い雲壁の先に発見された未知なる浮島群。無数の浮島に浮力を与えるほど巨大な中央に鎮座する風属性クリスタル塊を王冠に見立て、「ディアデム諸島」と名付けられた。長らく雲海の奥深くで隔絶されていたこの地には、知られざる古代獣たちが生息するほか、手付かずの鉱物資源が豊富に眠っている。だが文化を持つような知的生命体が生息していたような痕跡はなく、また過去を遡っても他の生物を圧倒するような強大な存在もなかったようで、脅威となるような存在もないため、主に採掘・採集目的のギャザラーたちが訪れる。