シルフの仮宿
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東部森林のナインアイビー頭部にあるシルフ族の仮設の集落。
シルフ族は元々黒衣森内のシルフ領と呼ばれる地域で独自の価値観と文化を築いて暮らしていたが、世界中で侵略行為を行うガレマール帝国軍が黒衣森に足を踏み入れたことでシルフ領内は騒然となった。シルフ領が侵されることに危機感を抱いた一部のシルフ族がガレマール帝国軍に対抗するために信仰する雷神ラムウを神降ろししてガレマール帝国軍を追い返そうと主張した。それに対して、ラムウが顕現することで大量のエーテルが消費され森の環境が破壊される事を懸念してそれに反対する長老を含む反対派の意見が真っ向から対立。何度話し合っても、どこまで行っても議論は平行線で意見が折り合いがつくことはなかった。そんな中、痺れを切らした過激派である神降ろし推進派は強引に神降ろしの準備を進め始めてしまい、その結果推進派のシルフ達はテンパード化してしまう。「悪い子シルフ」と同族から呼ばれるテンパード化したシルフ達は神降ろし反対派のシルフ達を力で捻じ伏せ、排除しようとした。先鋭化した推進派の攻撃に神降ろし反対派のシルフ達は住み慣れたシルフ領から逃げ出し、シルフ領の外に避難場所となる仮宿を設置しそこで暮らし始めたのだった。
歴史や史跡の旅~Chronicle Encyclopaedia~