サリャク河
竜族の聖地であるソーム・アルを中心としたドラヴァニア山脈から流れてくる雪解け水や湧水がいくつもの川となり、集まり、一つの大河となって低地ドラヴァニアの大地を削りとりながらの、その中心部を南北に貫きながら大瀑布へと流れ込んでいる。今は廃墟となっているが、かつては河の両沿岸に学術都市シャーレアンの入植地があったため、知の都シャーレアンの守護神であるサリャクの名を冠している。
水深が深く、流れが滞留している部分は「知神の水瓶」と呼ばれていて、活動を止めた遺構鉄巨人が半ばまで沈みながらエネルギーフィールドのようなものを発していて中に入ることができない。近年、ゴブリン族の集団「青の手」によってその遺構が巨人のように動き出し、周辺を戦慄させるという事件もあった。
歴史や史跡の旅~Chronicle Encyclopaedia~