クルザス
アルデナード小大陸の北部を東西に走るアバラシア山脈の中央に位置する山岳部の高原地帯。標高が高い為、恐らくは元々寒い地域であったのだろうが、それに輪をかけて第七霊災による気候変動により、急速に寒冷化が進んだと伝えられている。この地を勢力圏とするのは都市国家イシュガルドだ。
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イシュガルドはクルザスの中央部を領土とする宗教国家であり、戦女神ハルオーネを主神とする「イシュガルド正教」が信仰されており、最高権力者はその頂点に立つ教皇トールダン7世である。
千年前、ハルオーネの導きのまま民を率いて「約束の地イシュガルド」を目指した「豪胆将トールダン」と十二騎士の建国にまつわる神話が信じられてきてた。七日七晩の死闘に末にトールダンと十二騎士の半数が死亡するが、トールダンの息子「征竜将」ハルドラスによってニーズヘッグは倒され、その後生き残りの騎士達によって国が興されたという建国神話から、邪竜ニーズヘッグを悪の枢軸とし国敵とし対峙した千年にもわたる竜詩戦争はあまりにも有名だが、近年になり竜との共存を我欲で壊したのは英雄と語り継がれるトールダン自身であり、その犠牲となった妹竜の恨みがニーズヘッグを動かしていた事実が明らかになり、イシュガルドの虚構は暴かれ竜詩戦争は幕を下ろした。
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クルザス西部高地「征竜将ハルドラス像」
竜詩戦争の終結後、イシュガルドは鎖国政策を解きエオルゼア軍事同盟にも参加、また都市の復興作業にも尽力していて、冒険者専用居住区エンピレアムの完成も記憶に新しい。
一方、貴族中心の国状は相変わらずな部分も多く、身分にともなう貧富の差は著しく、貴族社会に対する反発や厳しい宗教弾圧から多数のレジスタンス集団が存在、暗躍しているという噂も尽きない。
クルザス中央高地
クルザス西部高地