カルン埋没寺院
灼熱の太陽に焼かれた荒地である南ザナラーン。その東部地域に第七霊災後の地殻変動で半ば地中に埋没したベラフディア時代の遺跡が発見された。
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砂都「ウルダハ」の母体になったと伝えられる、古代都市「ベラフディア」の歴代の王たちが、守護神として崇めていた太陽の女神「アーゼマ」が祀るために建てられた寺院で、内部には盗掘者を防ぐためにゴーレムや魔法仕掛けの罠などが張り巡らされており、発見当初は調査することが出来る状態ではなかった。しかしその後、冒険者の手により安全が確保されたことを受け、ナル・ザル教団とアマジナ鉱山社が共同で調査隊を組織し、カルン埋没寺院の本格的な発掘作業が開始されたのだが、どこからか遺跡に宝が眠るというまことしやかな噂が流れ、それが無謀な者たちの耳に届いてしまった。人目を忍んで遺跡に侵入した盗掘者の不用意な行動により、隠されていた魔法仕掛けの罠が作動。若手研究者を含む遺跡の調査隊が危険な遺跡内で孤立するという事件も起きた。
歴史や史跡の旅~Chronicle Encyclopaedia~