オールド・シャーレアン
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オールド・シャーレアンの国旗には巻貝が描かれている。“巻き貝”は、その螺旋状の構造から知神サリャクが河に流した“知識の水”を永遠に溜め込む存在と考えられ、“知識の蓄積”の象徴と考えられるようになった。学術都市であるシャーレアンの国旗には、この“巻き貝”の意匠が用いられている。
シャーレアンの興りは第六霊災に遡る。第六霊災ではエオルゼア全土を大洪水が襲ったのだがその時、十二賢者と呼ばれる者たちが危機に立ち向かい、多くの人々を救った。その中にニュンクレフと呼ばれる北洋出身のルガディン男性がいた。
占星術により厄災の到来を予見した彼は、巨大な木造船を建造し、仲間の船乗りを率いてエオルゼアへと救援に向かい洋上で大勢の漂流者たちを救い出した。しかし船が大津波に襲われてしまいニュンクレフは一か八か、古の魔法により船ごと強制転移するという荒業を実行し、見事成し遂げる。ニュンクレフの船はやがてギラバニア山脈の山上に漂着した。洪水が引いた後、ニュンクレフの率いる一団はエオルゼアを北へと移動し、低地ドラヴァニアから故郷である北洋を目指し船を出す。長い旅の末辿り着いた北洋諸島の島で彼は集落を築いた。これが後のオールド・シャーレアンであると言われている。
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ラヴィリンソス
オールド・シャーレアンの直下に溶岩溜まりの痕跡だという巨大な空洞を再利用し築かれた巨大地下空間。知の都の住人たちが、世界各地から収集した各種文献や資料を、安全かつ確実に保管するほか、農作物や生物の観察実験や魔物の飼育や研究なども行われている。そのために温暖で過ごしやすいイルサバード大陸南部、コルヴォ地方の気候を再現、エーテル学的に環境が調整されている。
ラヴィリンソスは吹き抜け構造になった3層のサーキットとその中心部タウマゼインからエレベーターで繋がる、イディルシャイアから移設された星海観測施設「アイティオン星晶鏡」の5つのエリアで構成されている。
またラヴィリンソス関連施設、タウマゼインで働く者が暮らすリトルシャーレアンという居住区も併設されていが、これは情報漏洩や保管物の持ち出し対策の意味もある。