アーロモート
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古代人の築き暮らしていた都市は、すでに1万2千年前に訪れた終末により失われており、現在は第一世界にその遺跡が残っている。そもそも、この古代人の都市遺跡は第一世界にだけあったわけではなく、あくまで分かたれる前の世界に存在したものである。つまりは、世界が分かたれた当初は全ての鏡像世界にこの遺跡は存在した。
しかし、幾度もの世界統合に伴う霊災を経た原初世界ではすでにこの遺跡は失われてしまっていて古代人の都市遺跡を確認することが出来ない。一方、一度も統合されておらず、霊災も経験していない第一世界には未だに遺跡が存在していて、それを確認することができるということである。そのため、アシエン・エメトセルクは遺跡の残る第一世界に幻影都市を再構築した。「アーモロート」とは、アシエン・エメトセルクがこの遺跡を土台として、その上に作り上げた幻影都市である。