アムアレーン
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アムアレーン地方は山脈により東西地域が隔たれており、山脈を貫く鉱山トンネルだけで繋がっている。東部は砂漠地帯、西部は山に囲まれた荒野地帯となっている。
第一世界にて発生した現象「光の氾濫」による影響が顕著に見られる場所で、外側から押し寄せた光の氾濫によって地形が乱れ街が傾いて、地面がめくれ上がった異様な景色となっている。このような光景がノルヴラント地域を円状に取り囲んでいるとされており、それより外は光の影響で消し飛んだ「無の大地」が広がっている。
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アム・アレーンとは、アムは「偉大な」、アレーンは「大地」と意味だという。
光の氾濫以前はこの場所にノルヴラント地方でも有数の大国ナバスアレンがあった。だが、光の氾濫により首都を含め領土の大半が消滅した。ナバスアレンを偲ぶ遺跡は国土の各地に点在するが、アム・アレーンの玄関口にある北方防衛を担っていたカスール・シャルが最初に目にする遺跡として印象深い。辛うじて生き残った僅かな者達も殆どがこの地を去り各地に身を寄せている。
元々は鉱産物で栄えた国で国家事業として採掘事業を支えていたがナバスアレンが滅亡した事で資金調達出来なくなり、次々と閉山。タロースという採掘ロボットで事業を行い、最後までこの地にこだわっていたダイダロス社も15年前に撤退し、ユールモアへと移転した。