アプカル滝
グリダニア旧市街北部にある小さな人工滝。
かつて、森の都グリダニアにて新しい産業としてアプカルの養殖が検討された。アプカルは鶏より丈夫で更に飼育に手がかからず、繁殖力もあり、尚且つ小柄で見た目が愛らしく子供たちを楽しませられるほか、家畜化する事でグリダニアでは狩人任せで調達がなかなか難しいタンパク源である卵が安定供給が可能になる。また数が増えれば食肉として利用も検討出来ることから良いことずくめのように思われたのだ。
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黒衣森を流れる川から水を引く工事がとりおこなわれ、その滝つぼを飼育場とする計画で作られたが、想定外だったのはアプカルのその旺盛な食欲だったという。小柄な割に大食漢であるアプカルの餌代だけで大赤字となるその計画はすぐに頓挫し、中止されたため現在滝つぼにアプカルの姿はない。夏は子供たちの水遊び場、ちゃぷちゃぷ池として賑わう気持ちのいい場所だ。