英霊の捕食者 ケール
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神話というのは、語り継ぐ者たちへの警告でもあるものです。そうした意味では「ケール」に関する神話ほど、恐ろしいものはないでしょう。戦場に現れ、死者の魂を喰らう存在であり、一度、目をつけられると、どこまででも追われるのだか……。
特に輝く武勲を望む者には、短い生涯を強要するそうです。仮にケールが実在するのであれば、私は死屍綱に属す死霊の類ではないかと推測します。そうであれば、数千年間も目撃例が絶えないことも頷けますから。そうそう、神話によればケールは従者を使い、目をつけた獲物がいないか、常に探させているそうですよ。戦いの後、血染めの衣をまとう死霊を見たら、どうかご用心を……。
~ギルドシップの手配書より
ケールの従者
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武勲を求める輝かしい魂を特に好んで食すケールは、4人の従者を野に放ち、常に獲物を探しているのだという。