C 赤松正行 Masayuki Akamatsu
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古墳時代の自転車
古墳時代に自転車がタイムスリップしたとする。当時の人々は驚嘆し、困惑する。銅や鉄を鋳造していたものの、これほど繊細で複雑な形状は見たことがないからだ。柔らかいタイヤや回転する車輪、そして冷たく光るライトには心底驚く。いかなる乗り物も存在しなかったので、これが何であるか皆目分らない。偶然サドルに跨っても、荒地や草原なので僅かも進まない。このような摩訶不思議な物体が、今日に語り伝えられている。
マップ内のCの場所にはなく、本来の形態とは別の作品が土川ガーデンに展示してあります。
以下から、この状況に至る経緯が示されています。
情報科学芸術大学院大学(IAMAS)研究科長/教授、クリティカル・サイクリング主宰、博士(美術)。インタラクティブな音楽や映像作品を制作、近年はモビリティとリアリティをテーマにテクノロジーが人と社会へ及ぼす影響を制作を通して考察している。代表作は書籍「Maxの教科書」「iOSの教科書」、アプリ「Banner」「Sekai Camera (Tonchidot)」、展覧会「ARアート・ミュージアム」 など。