最後のコトバ
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作者:ゲームキャスト
一言:ぼっちで一緒に映画見に行く人がいないので、物語を語りたいと思って作ったら考えている間に似たゲームが出てしまいました
EIKI:
斬新さ:★★☆
完成度:★★☆
終末を辿る謎解きアドベンチャー。二台の非対称なゲーム体験が独特の世界観を演出する点は(仰るとおりつい最近似たものが出ましたが)いいアイデアだと思います。
特に、ポスアポモノの鉄板である「世界が滅ぶことが前提のストーリー」ですから、上手く作れば最後までプレイヤーを惹きつけてくれることでしょう。
しかし、現状はあくまでワンコンセプト、ワンギミックであり、具体的なゲーム内容や、なぜ「二人」でないといけないのかなど、企画書からだとぼんやりしか伝わってきません。
アドベンチャーゲームは詰まるところストーリーを全部書かないと最終的な輪郭は見えてこないものではあるのですが、ペラコンですともう少しアイデアとギミックで企画の必然性を引っ張って来たい所です。
持込評価:作らない。「二人」の輪郭がもう少し明らかになるといいかも。
ゲームキャスト:
自作品のため割愛。
寄せられたコメント
・アプリをまたぐという発想流石です。全く思いつかなかった
・こんな感じのゲーム もっと増えてほしいですねー
・ゲームよりも映画や小説として物語を観たい
・めっちゃ最近同じようなゲーム出ましたねぇ。けどこれは選択が重要だから差別化はされてるね。
・素敵な世界観。ゲーム中の選択肢の結果がオンラインで集計され、最後に公開されるのは個人的に好きです。一言で触れていますが、TickTockがタイミング良く(悪く?)注目を浴びたため、既視感のあるような感じになってしまったのが残念。
今の話題に選ばれそう アポカルなら滅亡の原因探りたいですよね!
・ウミガメのスープのような書き出しで、興味をそそられる物語。会話ログを照合すると簡単と重要な決断の選択だけでないのだと、企画書が上手でゲームの想像がしやすかったです。似たゲームが出てしまったとのことで、心境複雑ですね……。
ところでこれ結局2人プレイ推奨なので、ぼっちには辛いですよね。ぼっちでも皆と語りたいと思って作るなら一人一人違う『Detroit: Become Human』ような方向性のゲームにしたいのではと思いました。
・内容の異なる2つの端末(アプリ)で謎解きをするのは楽しそうだけどその分ハードルが高い気がします。
・文字だらけのペラにも関わらずビジュアル的なインパクトがある。ゲーム内容もそのような文字情報のやりとりなのだろうか?と想像させられる。シンプルなタイトル表記ですら完成されたロゴのように思えてしまうのは何故だろう? 強いて言うなら文章の改行位置にもこだわってほしかった。