成人発達理論
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「成人発達理論」は、「成人以降の知性発達理論」「成人以上の意識発達理論」という呼ばれ方もする。
成人してからの「知性」「意識」の発達を考える理論
ロバート・キーガン
リーダーになる「資質」を重視し、人間としての「発達・成長」の側面を軽視しているって言ってる
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このオッサンです
能力の源泉とは、人間は何歳になっても世界を認識する方法を変えられるという可能性を重視しているらしい
水平的成長:知識・スキルの成長
リーダーになる資質として「知識やスキル」が求められる。
自己啓発書を読んだり、ビジネススクールに通ったりして、知識の量を広げ、スキルの質を高めていく。
これも「人としての成長」。これが「水平的成長」です。
定量的なスキルを伸ばす事
垂直的成長:知性・意識の成長
「垂直的成長」とは、「知性・意識」が成長していくことで、人間としての「器」が拡大していき、現実の認識の仕方が変化していく。その変化とは、これまで見えなかったもの、とらえられなかったものが、見えたり、とらえられたりできるようになること。
定性的なスキルを伸ばす事
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成人以降はこの3つのステップがあるらしい
「環境順応型知性」:周りの影響を受けやすい人
「環境順応型知性」の段階:「周囲からどのように見られ、どういう役割を期待されるかによって、自己が形成される」
「自己が確立されておらず、周りにいる人の意見によって自分の行動が大きな影響を受ける」段階と言えます。
「自己主導型知性」:自分なりの判断基準(価値観)を持つ人
「自己主導型知性」をもつようになると、「内的な判断基準(自分自身の価値観)を確立し、それに基づいて、まわりの期待について判断をし、選択をおこなえる」
「環境順応型知性」では、「社長が言っていたから、絶対そうだ」などと、周囲からの情報を鵜呑みにしてしまいがちですが、「自己主導型知性」の段階では、自分オリジナルの判断基準となる「情報フィルター」を持っていて、これが自己を導く羅針盤となるのです。
自己変容型知性」:価値観をバージョンアップし続ける人
「自己変容型知性」の段階になると、自分の価値観・判断基準を「100%絶対に正しい」とは思わず、「あらゆるシステムや秩序が断片的、ないし不完全なものだと理解」(p31)し、「矛盾や反対を受け入れることができる」
つまり、自分の価値観・判断基準には、「限界があること」また、「バグがあって誤作動する可能性のあること」を理解している
発達段階には5つあるらしい
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統計的に言うと、この「発達段階3」が一番多く70%と言われています。
たぶん日本だと80%ぐらいの人がこの段階にいます。
この3の段階は「他者依存・慣習的段階」と呼ばれている。
▼人の割合
5段階(自己変容段階・相互発達段階):1%未満
4段階(自己主導段階):約20%
3段階(他者依存段階・慣習的段階):約70%
2段階(道具主義的段階・利己的段階):約10%
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しかもこの発達段階には、重心があるらしい
職場でのあなたと家庭でのあなたが違う
多分人よりも心の成長が遅くて鈍い
参考資料