バイオフィリア
バイオフィリアとは、「バイオ=生命・生き物・自然」と「フィリア=愛好・趣味」を合わせた造語です。1984年に、アメリカの生物研究者であるエドワード・O.ウィルソンが提唱したもので、「人は自然とのつながりを求める本能的欲求がある」という概念です。言い換えれば、「人は自然と触れ合うことで、健康や幸せを得られる」という考え方です。このバイオフィリアの概念を、具体的な建築環境に活かしたデザインは、バイオフィリックデザインと呼ばれます。職場に自然を感じられる環境を、建築やインテリアで再現する取り組みで、自然光や植物、水などを配して、グレーやモノトーンではなく、緑や青、黄色を取り入れた色彩を使ったデザイン設計です。
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