疑似同期
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Twitterは時間軸上にコメントが順に投稿されていく仕組みだから、ユーザー同士はある程度は時間を共有している。これに対して「ニコニコ動画」は、まったく違う日時に動画を見たユーザーが、まるで同じ時間を共有しているかのように見える「擬似同期」の性格を持っている。
まるで今、リアルタイムでコメントが投稿され、みんなで対話しながら盛り上がっているような錯覚で楽しむことができる。
動画だけじゃない、擬似同期の可能性
ニコニコ動画のような疑似同期は、「始まり」と「終わり」があり、ある程度一定速度で流れるサービスなら、動画以外でも応用可能という。
例えばレースゲーム「マリオカート」の「ゴースト」機能。自分がプレイしたレース映像を保存しておき、過去の自分とレースできる――という機能で、まったく別のタイミングでプレイした過去の自分と、まるで同じ時間軸を共有しているかのような体験ができる。「こういった応用は現実社会でも可能だ。今後10年までに、疑似同期を使ったものが出てくるだろう」