「僕はこう思う」より「こうしていこう」
事実と推測を分けるのは大事だ。事実ではなく推測であることを明確にするために「思う」と述べるのはいい。しかし「思う」と述べっぱなしではいけない。考えることが他にもある。
事実と推測を明らかにするのは意思決定するためだ。意思決定するのはつらい。事態の動向を自分でハンドリングすることになるからだ。その責任は重い。この重さに耐えられないと、それぞれがそれぞれの立場で「思う」を述べるに留まってしまう。
「こうしていこう」とする力強さだけが事態を動かせる。だから「私はこう思います」に逃げていてはいけない。重い責任を背負いつらさを乗り越える力が必要だ。