BFFをクライアントと向き合ってバックエンドAPIを集約するアダプターとして捉える
バックエンドを純粋なビジネスロジックの置き場としたい一方で、クライアント実装上要求されるインタフェースは安定しない。たとえばWebアプリとしてのAPIとモバイルアプリとしてのAPIが求められることがある。
これは「何であるか」と「何をするか」を考えることに依る。「何であるか」を考えて純粋なビジネスロジックの置き場としたい。「何をするか」を考えてクライアントの要求に応えるAPIをもちたい。この相反するように思える都合を満たすにはアダプターが役に立つ。
BFFはクライアントと向き合ってバックエンドAPIを集約する。BFFとしてのインタフェースはクライアントの要求に応える(あるいは調整する)形でさまざまにある。BFFはバックエンドを操作してこのインタフェースに応える。BFFとしてのインタフェースとバックエンドの操作(バックエンドAPI)を繋ぐアダプターとしての役割りがあると捉えられる。