テストコードを作成することの是非
どうにも実装が捗らない。なぜ捗らないか。仕様が決まっていないからか。そんなことはない。仕様はいつも決まっていない。仕様を完全に決めてから実装できることの方が稀。仕様を決められていないときでも進むときは進む。仕様が決まっていない、要件定義が済んでいない、というのはどうやら実装が捗らないことの理由ではない。 実行してみることができる環境のためにテストコードを作成するなら、それはありかもしれない?ざっと実装して動かして確認することができれば自分でフィードバックを得ることができる。フィードバックが進捗を促進する。この、なんだかもやもや進んでいかないような感じはフィードバックがないからかもしれない。動くか動かないか分からないものを作るのは気持ち的にもしんどい。積み上げられていないかもしれないということだから。 積み上げられているかどうかを問うなら、やはりフロントエンドとサーバーサイドを一緒に実装して動くものができていないと意味がないようにも思う。テストコードに対して正しいとしても、テストコードが表現する仕様をどうやって正しく作れたのかということになる。そんなに慎重に仕様を決められているのか。