Edu::認知バイアスを使った学習
2021年の記事ですが思う所あったので,自分に置き換えて考えました.
気分一致効果とは、いまの気分と同じ感情的性質をもつものに注意が向いたり、判断が影響されたり、記憶が促進されたりする認知バイアスのこと。記憶に限って言えば、楽しいときは楽しいことを、悲しいときは悲しいことを、覚えやすく思い出しやすくなる現象です。
なるほど.
「数学者の評伝を読んだあとは⇒数学」「歴史を描いたドラマを観たり歴史漫画を読んだりしたあとは⇒歴史」「経済・金融がテーマの作品なら⇒経済学」「法廷ドラマの鑑賞あとは⇒法学」
これはその通り.さらにもう一つの方法
小テストx気分一致
が気になる.
授業の前に小テストを行なうと、前回学習した内容を思い出そうとするプロセスが生まれ、記憶が定着しやすくなる
これは有用.まずちょっと復習をしてもらうことはよくやっている.
さらにそれを,手軽にゲーム感覚でやってもらう工夫.
1. 先週のページをさっと見てもらう(3分)
2. 口頭で質問する
3. 答えはresponかフォームで答えてもらう
4. 簡単な解説をする
これでウォームアップしといてから今日の本編に入る.
あと
ただ, ▼▼も試してみたい.
それなら小テストに気分を一致させることで、よりいっそう記憶が促進されるはず。学校や塾で行なわれる小テスト以外に、自分でも簡単にできる小テストを気分次第で取り入れてみてはいかがでしょう。
「今日は数学をやらなきゃ」ではなく「いまは数学の気分だから数学の小テストをやろう」にするわけです。
DaiGoの小テスト
1. 覚えたいページを読む
2. いったん本やテキストを閉じる
3. 書かれていた内容を思い出そうとする
◆学生にこれをしてもらうには?
まず「気分」になってもらう!←どうすればいいんじや?
そうなるような映像を見せる:短い教材映像は?
探すのが大変
作るのはもっと大変
そうなるようなエピソードを話す:研究/開発秘話,研究/開発者のエピソード等
調べるのはひと手間だが可能かな
以上.