専門用語の響きが和製英語っぽいとナメてしまう
英単語でできたカタカナの専門用語を見たとき、その響きがあまり本物の英語っぽくない(和製英語っぽさを感じる)と
「この単語を考えた人はアホなんじゃないか」と思ってしまい、専門性をリスペクトして使う気持ちがなくなる。
よくない癖だと思っているので自省しているが、若い頃はいまよりもそう感じる傾向が強かったと思う。
たとえば、Web制作でバナーなどに使う画像を指して「クリエイティブをつくる」みたいに言う文化があるが、20代で初めてこれを見たときはどうせ和製英語だろうと思ってナメてかかるモードにちょっとなっていた。
現在ではまぁ使ってもいいかなぐらいの気持ちになっているが、どうも素の自分はこのようにネーミングを値踏みするクセがあるらしい。
ちなみに、日常用語で和製英語がでてくるのは別に悪いと思ってない。
しかし専門用語でそれが出てくるということは、真面目な問題を考えるときに日常生活の低い解像度のまま考えていることの現れかのように疑ってしまうという経験則があるようだ。言葉は生き物かもしれないが、生き方に対する好き嫌いはあるからね。