音楽を学ぶのに有用なサイト・書籍
最終更新 2022/08/02
youtubeの項目にReo Music Channelを追記。
音楽は書籍で学ぶのが微妙に難しく、そのため私もけっこうYoutubeとかに情報を頼る事が多いのですが、そのへんも含め音楽を学ぶのに有用なサイトや書籍を思い出しつつまとめていきます。
サイト
音楽理論への入門はSoundQuest一択です。
frog96labもわりとSoundQuest準拠で用語を使ってるので、コードの表記とかがわからない場合は準備編とかに目を通すとわかるようになるかもしれないです。
コード譜系のサイト
コードwikiやU-FRETなど色々ありますが、「気になった曲 コード」でググって出てきたものをとりあえず見てみる、みたいな使い方をしてます。 電車とかPCが開けない場面でも、聴いてる曲のコードが気になった際はとりあえず調べてコードを確認することが多いです。大抵のサイトに移調(キー変更)の機能がついているので、キーをCmajに設定して分析することが多いです(調弱者)。ただ実際に打ち込むと「ホントかこれ?」と思うこともままあるのでその場合は観念して自分で耳コピします。
月額1000円ちょいで月100個のサンプルがダウンロードできるサービスです。
最近の楽曲制作はこれなしではもはや立ち行かないくらい頼っていて、「ただ選択があった」や「黒塗り世界宛て書簡」のドラムはサンプルをほぼそのまま使ってます。
実際に使う音を集める目的でも使えるんですが、サンプルを聴くとそれだけで結構インスピレーションになるのでその意味でもおすすめです。あと、先にドラムのサンプルを入れて作曲を進めて、曲が出来てきてからドラムをイチから打ち込み直す、みたいな使い方もできます。
DTM情報系のTwitter
私のようなあまり予算が潤沢でないDTMerにとっていかに安く高性能なプラグインを手に入れるかは死活問題で、そういう意味でもセール情報とかを発信してるTwitterアカウントはよくチェックしています。
使える道具が増えるとそこから着想が増えることもあるので、とりあえずDLしてとりあえず試すみたいなのを昔はずっとやってました。(最近やってない)
MIDI
ジャズやクラシックの有名曲の場合、調べるとたいていMIDIが転がってます。あとゲーム音楽とか、90年代くらいまでのポップスとかでもMIDIがけっこうインターネットに置いてあります(YMOとか)。やはり他人の打ち込みデータを見るのはめちゃくちゃ参考になり、片っ端からDLしてずっと眺めてました。
あとはYoutube
音付きでの解説となるとやはりYoutubeが強いです。
マジで最高のチャンネルです。作曲的な知識から編曲的なテクニックまで、超わかりやすく、かつかなりコアな部分まで説明してくれており、初心者の方でも中級者の方でも面白く観られる動画を沢山投稿されています。
例えば、以下の動画とかは私がぼんやり書こうと思っていたメロディの作り方みたいなものを数段わかりやすく、数段高度な部分まで動画にしてくれていて、私はこの動画を貼るだけで十分になりました。必見。私自身かなり勉強になりました。
https://youtu.be/a0rBr7ci8a4
https://youtu.be/7uGntdbswYk
この動画も、基本のキから高度な応用まで手広く扱っていて、凄い。ここまでちゃんとしたコード解説動画もそんな多くない気がします。
https://youtu.be/l4ScCv_Vspk
編曲系の動画も素晴らしい。最近上の動画見て必死に真似して打ち込んでました。
OzaShinさん。コード進行に関する解説動画めちゃくちゃ上げてくれてます。アレンジも上手で勉強になります。
ござさん。最近は演奏動画が多いですが遡ると色々講座動画を上げてくださっていて聴くだけでも面白いです。
https://youtu.be/tVNBfu3qKvA
書籍
音楽関係の本はあまり読んでないです。
コード進行図鑑の定番。かなりベーシックなコードの事例が多く、作曲始めた頃は「もっと変なコード教えてほしい」とか生意気にも思っていたのですが結局ベーシックなコード進行から曲を考えるのが一番の近道だということがわかりこの本に回帰しています。
ただ、上で紹介したように今はコード譜はググればたくさん出てくるので、気になった曲のコードをググって実際に打ち込んだりメモったりする、という方法のほうがかえって近道な可能性もあります。
ブルーバックスから出ている新書で、我々が普段触れている「ドレミ」の起源を紐解いている本です。基本的には12音階がどのように定まっていったかという話が中心なので音楽制作にただちに役立つということはないんですが、最近になってここで読んだ内容がじわじわ効いてきています。これを読むとなぜドとソはよくハモってドとド#は不協和音なのかみたいな感覚の根っこの部分が少しわかるので音程の扱いの解像度が上がるし、また最近微分音の実験を少しやってるんですがこれを読んでなかったら手も足も出なかったなと感じています。
コード進行にアレンジを加えるやり方についての本。この本の良いところはCD-ROMに全事例の「リハモ前/後のベタ打ちコード」「リハモ前/後の使用例」のwavとMIDIがついているところで、wavを聴きながら良いなと思ったコードのMIDIをDAWに入れて速攻分析にかかれるのがうれしかったです。
あと、誰かが打ち込んだMIDIはやはり勉強になり、私はこの本でMIDIのholdペダルの存在も知りました……8年ぐらいMIDI触ってるのに……
ただこの手のコード紹介本は上のとこれくらいしか買ってないので、他と比較して良書かは不明です。私は勉強になりました。