ラジオ少年の人生は......(7L2AXY)(しぶや4989)
どこに行くにもラジオと一緒
そんな少年は昭和34年生まれ、なぜラジオ好きになったかは今となっては不明だが深夜放送からは学校とは違う知識を得たのは事実、しかしながら直後に訪れるBCLブーム。当時の双璧であるナショナルの「ワールドボーイ」シリーズとソニーの「イレブン」シリーズは「クーガー」シリーズと「スカイセンサー」シリーズに置き換わった。
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裏面には「46.3.30 湯河原にて」
中学校では放送部
ラジオの面白さ、流行り始めたテレビの影響もあってか放送部に入る。朝礼の時間に放送室で座っていられるのと、「お昼の放送」が任務のために給食の早飯ができたのが入部理由かも知れない。さらにこの頃に流行り始めたCB無線、聴くだけのラジオから見た無線機を手にしたときには(借り物だったが)、まさに『魔法』を手に入れた気分だったのを記憶している。さらに移動手段は主に自転車であったのでデカくて重い無線機を持ち出した事もあったが、停車して長いアンテナを伸ばすのは不便だったので実用性は無かった。そんな中クルマのバッテリーを自転車に積んで違法CBに走る悪友も居たのも事実。当局は純粋に自転車を楽しみを知り無線から離れていった。
高校時代にはサイクリングからレースの面白さを知り大学時代にはさらに長距離サイクリングを楽しみ沖縄を除く日本中を走ったものでした。
そして就職、自転車遊びの形態も変わった。スキーなどをしないのにハマったのがご存じ『私をスキーに連れてって』。これは自転車にもアリだ。そして時を超えて無線趣味が再燃。周りの状況もありアマチュア無線の世界が広がる。サイクリング中の便利交信だけの無線運用だったが、仕事先にも熱心な無線家がおり色々と知る事となるが運用はハンディのみ。このころパソコン通信なるものを知り自転車仲間と『東京サイクリストNET』を立ち上げる。そこにも熱心な無線家が入り、刺激は治まる事はなくコールサインを継続していた。
時は流れて無線界はパケットだ画像だデジタルだFT8だと進化が止まらない。追いかけるのに疲れた時にふと後ろを振り向くと....そうだ、無線の基本はモールスだと3アマを取り新しい無線機を物色していると、目についたのはライセンスフリーという無線交信。なんとCB無線機も新品で買える時代が戻って来ている。交通誘導とかにしか使えないと思っていた、特定小電力無線にも多くのファンが居ることを発見。さらにデジタル小電力コミュニテーという新しい規格も登場し、アマチュア無線だけでない無線遊びが面白い事に気が付く。高出力とデカいアンテナがあれば遠くと交信できるのは当たり前と、ライセンスフリーの愛好家に上級アマチュア無線家も多い事に驚く。
2021年12月19日
大宮で開催の月例サイクリングに行く途中(現地まで車移動)、何気に430MHzを聴いていると、『特小』だとか『レピーター』だとかの単語が聴こえたのでS(信号強度)が強まった秋ヶ瀬辺りでお声がけ....残念ながら拾ってもらえなかった。
あろうことか数日後の大晦日の朝、ラジオ代わりの無線機を捻ってみると先日の声が....。色々と話をして「毎朝出てますので」とのこと。局長のコールはJN1GGZ、それからの付き合いが始まった。そして面白い仲間が集まってきた、色々と面白い実験と研究。そして誰かが言い出した「ハムフェアに出よう!」
えびすFM 「さがFUN倶楽部・よかかんた~」(2023/5からLicense-Free Radio)
無限の情報世界、ネットで調べると佐賀県のコミュニテーラジオにライセンスフリー無線に特化した番組があることを知る。しかもネットで配信。PC、スマホで視聴可能とのこと。毎週の月曜日の昼が待ち遠しいようになる。いわゆる通常のラジオ番組のラジオネームがコールサインであるのが面白い。さらにそれが日本中の地名が登場、地方のコミュニティーとは思えないと驚いたものでした。そして初投稿からの採用、ほぼ毎週のように投稿はしております(採用は.....)。
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ハムフェア参加をめざしていた.....のだが莫大な参加費がかかる事に加えて当たり前のように入場料、さらに展示内容も純粋な研究もあるが物販と表彰式に埋もれてしまっている。
そうだ、我々で開催してしまおう!
右も左も解らぬままに見切り発車、その名も『電波文化祭』しかしながら同好の士はいるもので各種発表、展示のブース、有名どころにもお声がけ。
公的施設なら格安の料金。『出店も入場も無料で行こう』そう、ハムフェアの欠点を補った企画、純粋に楽しみを共有するという考えが集まれば成功するだろうと小間割り、テーブルとイス、電気配線と照明。初めての事なので当たり前なのだが全てが手探り状態。場所づくりに加えて難しいのがタイムテーブル。「どうやってスタートしたら良いのだろう」開会式はどうしようかとなやんだものだ。だらだらと時間を過ごして「はい、終わり」では会自体が勿体ないと....『電波文化祭でLT(ライトニング・トーク)をやろう』。ショート・トークを加えてイベントにメリハリを付けようと各方面にネタ振りをしたが思うように集まらず更に「発表ステージはどうする?」「拡声器は?」とい事で叶わなかったのですが終了後の「楽しみにしていた」「発表準備したのに」との声もあり反省点と次回への課題となった。
年に一度では足りないと半年後に行われた『サイクル2』。メインをLTに置き開催、2回目とあって場所作りはイメージがあったが問題はLTステージ。元放送部であると何の説得力もない理由で任されるが初めて触るアンプとミキサー、スピーカー。繋ぐだけだと安易な気持ちだったのだがHPH企画でFMと特小の電波で放送しようと大掛かり。さらに前述『えびすFM』のさがHI39局がリモート参加との決定とのことで不安はマックス。
習うより慣れろと狭山ヶ丘の寺子屋に特設サテライトステージを仮設定し実験。数本のマイクに加えたワイヤレスマイク、BGM用にとライン入力を設定、操作盤の謎と戦った。さらにリモート講演ようにスマホの出力をラインに変換してマイクは.....と練習を重ねたが現場での本番は不安だらけ。
準備段階でも頭の中は放送設備の事(だけ)。ŁTがスタートして順調に放送設備は働いてくれた。そしてリモート出演開始、頭は真っ白ななか、祈りながらの挨拶何を喋ったのか記憶なし。そして「どうもりがとうございました」とお礼を言った微かな記憶。無事に放送されたようだが実は殆ど記憶がない。....というか自分的にはこの時点で無事終了という気持ちでした。その後は若干のトラブルはあったものの無事終了。LTも好評のようでスタッフ一同は胸をなでおろした。
波を逃すな
閉会後のオンライン反省会でも駐車場の在り方、『客』としての考え方、緊急事態の対応と反省と展望さらにLTの成功と今後の方向性などを討論したものである。しばらくして凄い事が起こった......前述のラジオ放送(License-Free Radio)からGGZ局と当局へのラジオ番組への出演依頼である。断る理由もなく受諾したがドキドキは放送当日(2024/04/16)まで続き、放送時間にはどんな話をしたのか覚えていない。
流行は追いかけるものじゃない
『ハムフェア』サイドからのLT協力依頼、この案件については詳しくは判らないが大御所の講演はお得意なのだろうが発表の素人(内容はハイレベル)が短い時間でのトークは不得手だったのだろう。
ハムフェアは両日とも自転車活動に当てていたので不参加だった。HPH局からの電話「LT会場の音響システムが能力不足、我々の資器材に助けてほしい」とのこと。電話先からレクチャー、「あれとアレ、を繋いでそれとソレ、でワイヤレスはこうやってと助言(そんな偉いことではない)したのであった。しかしフェア2日目は自転車イベントをキャンセルしてでも会場に駆け付けるべきだと知ったのは後日の事であった。
まさかの訪問者。LT会場に若い女性が来て「しぶやさんはいますか?」対応したメンバーはまさかAXY局に女性の客が来る訳がないと素っ気ない態度で「居ませんょ~」と言ったそうだが当局を訪ねてくれたさがHI39局だった。
https://youtu.be/tCc_8LHTqKY?si=rlChaM1rBSaekT1d
ラジオの出演
ハムフェア2024
2024年 8月24日(土)・8月25日(日)
「アマチュア無線 de 新たな体験 in 有明」
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ハムフェアのサテライトステージ
ハムフェアのステージの空き時間を借りて、「LT(ライトニングトーク)大会」を開催させてもらえないだろうか。最初となるLT(ライトニングトーク)大会は、うまくいかないかもしれないが、「実験」のつもりで開催させてほしい・・・ 「しぶやさんいらっしゃいますか」訪ねてきた女性・・・
最後に投稿のコツをお教えします
そして私の投稿のベスト10をご紹介
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2024-0416
0, 狭山ヶ丘寺子屋より応答します
埼玉県所沢市の狭山ヶ丘寺子屋は さいたま14859(JL1HPH)宅の離れ。
床の間のある和室にはモノづくりに必須な部品や工具を揃え、縁側には3Dプリンタを置く。
この令和の寺子屋を「狭山ヶ丘寺子屋」と名付けた。
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1, 無線経験年数・きっかけ → しぶや4989(AXY)
CBは 1972年(昭和47)頃 中学生
アマは 1991年(平成3)
ラジオからトランシーバーへ(周りの動き)
アマは『わたスキ』に憧れてサイクリングでの便利グッズとして
2013年に3アマ取得し無線機を物色していると、CB無線機を新たに発売との情報からライセンスフリー熱が再燃。
2, 無線経験年数・きっかけ → さやまR16(GGZ)
アマは 1980年(昭和55)中学3年12月で開局した。
44年前の4月、中学3年の新しいクラス、隣りの席が転校生がコールサインを持っていた。初めてアマチュア無線を知った。
高校生となると、DX(海外局との交信)にのめり込む。
毎朝の通学電車、無線仲間4人。「だれか早く、100カ国交信できるか」と競争。
高校を卒業し就職すると無線から離れてしまった。
その後30年、途中何回か再開局するも続かず。一人で楽しむ無線には限度がある。
2021年12月にアマとフリラで再開局。フリラを知ったのはこの時です。フリラはCBだけと思っていたので。
アマ2バンドでなく、アマ(430FM)と特小の組み合わせ。
この再開局で「無線を一生の友とすること」を決意した。そのためには・・・
一人で楽しむ無線には限度がある。仲間と楽しくできることこそ長続きの秘訣。
2021年12月6日より、「朝練」をスタート。仕事前の6時20分より430FM。
無線仲間が増えていった。飽きずに楽しくやっています。
3, 思い出に残るQSO・局長さん → しぶや4989(AXY)
特小、特に1mWに目覚めて近場のポイントである堂平山(どうだいらさん)を、見通し4キロ離れた、刈場坂峠(かばさかとうげ)を狙ったら、
63キロ先の赤城山と交信した『とちぎTI185』局。
4, 思い出に残るQSO・局長さん → さやまR16(GGZ)
1980年(昭和55)中学3年12月、JN1GGZの免許状が届く。
近所のOM JM1EDUさん(息子の様に面倒をみてもらった)が車で移動運用に連れて行ってくれた。
開局は山の上から50MHzSSBで130交信。
カードはクラスメートが手書きで書いてくれたので、1枚1枚違う。
送るのをためらってしまうカードでした。
5, お二人つながり → しぶや4989(AXY)
アマチュアの交信で(GGZ局が再々局間もなく)アマチュアバンドでは珍しくライセンスフリー無線(特小)の話を熱心にしていたので「お声がけ」したのが2021の大晦日の朝。数回の交信で一緒に面白いことができると思った。
6, お二人つながり → さやまR16(GGZ)
しぶや4989さんとの出会いは、「朝練」での交信だった。
しぶや4989さんは「数回の交信で」というが、一生の友となる局は最初の交信でわかるもの。
他にも、狭山市・所沢市、埼玉県西部を中心のフリラ・アマの無線仲間が増えていった。
「これだけ面白い局が集まれば何かできる」とひらめいた。
各局との出会いがあり、何か「仕事」をしなければいけない。
それが今回の再開局のミッションなのだろう。
日々の交信だけなく、ただのアイボール会でもないもの・・・何だろう
一人ではできないことを、言葉にもせず諦めてしまう。
でも無線仲間が集まれば、きっと何かできるはずだ。
無線仲間のコミュニティー 「R16 Friendship Radio」 を作った。
毎週日曜日「もくもく会」を開催することになり、来月は100回目となる予定です。
昨年10月に最初となる「電波文化祭」を開催するに至りました。
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7, 「電波文化祭」どのようなものであるのか、概要 → さやまR16(GGZ)
「21世紀の子どもたちに、アマチュア無線を伝えたい」
我々 R16 Friendship Radio が主催する、埼玉県狭山市で開催する無線イベントです。
3月24日に2回目となった⚡️サイクル2 では、LTスピーカーとして HIさんに登壇いただきました。
「つながること。コミュニケーションの大切さ」
無線には「世代を超越したコミュニケーション」がある。
アマチュア無線 / ライセンスフリー無線も、学生 / 高齢者、それらを区切る壁を超越したい。
参加者・出展者・発表者・主催者、みんなで作りあげる無線イベントです。
「無線家は『消費者』ではなく『開発者』であること」
日々の無線活動の中から、無線がもっと面白くなることを『発見』すること。
開発とは、電子工作などのモノづくりでなくていい。
無線の楽しさを活かす、遊びづくりでもいい
誰かがやってくれるのを待つのではなく、仲間と共有しながら『開発』して行こう!
「Cooperation Makes It Happen !」仲間と協力して作り上げる #電波文化祭 で 高校の時、海外局との交信のために英語を学ぶために見ていた「セサミ・ストリート」。
人形たちが歌う歌「Cooperation Makes It Happen !」が大好きになった。
「仲間と協力して作り上げる」ということ、仲間と協力すれば成し遂げられること。
8, お二局サマのそれぞれの役割 → さやまR16(GGZ)
住む家族さんの意見をまとめて図面を書くのと同じことをしています。
9, お二局サマのそれぞれの役割、印象深かったこと → しぶや4989(AXY)
今回の目玉がLTであったことからPA場内拡声担当。
PA担当でありマイク2Pだけの予定がLTに電話でリモート参加、
さらにワイヤレスマイクも欲しいと自分にとってはハイレベルなミキサー操作に、
さらに微弱FMと特小での発信を複雑になっていった。
10, サイクル3への展望など → さやまR16(GGZ)
電波文化祭⚡️は「ラジオ」だ
大きくなっていくことを目指すのではなく、継続していくことを目指したい。
たくさんの人に喜んでもらえなくても、心から共感してくれる人たちに届けばいい。
「受信者」として参加した方でも、いつかは「発信者」となってください。
#電波文化祭 は誰もが挑戦できる場であり、誰からも応援してもらえる場なのですから。 3回目となる⚡️サイクル3は、10月開催予定です。ただ遊びに来るのではなく、
どんなことでもいいので、「出展・発表」するつもりでいらしてください!
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