プレゼンになにを使うか
Scrapboxのような軽量Wikiツールは内部向けプレゼンに有効ですが、
かといって全てのプレゼンをこれに置き換えるのは問題です。
用途に合わせてツールを選定するのがDevOps的考え方です。
試算結果を報告するプレゼンにScrapboxを使ってしまうと、以下の問題が生じます:
計算結果を手貼りするときのミス
バージョンを重ねるたびにやり直しが生じる
DRY原則をコンテンツの次元で守ろうとした結果、バージョンの次元で破られてしまっては本末転倒です。
ということで、数値や図表を含むプレゼンはやはり「生成」するのが吉です。
コンテンツのDRY原則を確保したければ、Scrapboxから生成物のURLを引用すればよいでしょう。
もっとも、ドキュメントのCIを「見出しごとにJSONに変換してScrapboxに送信する」まで作り込めば、
数値や図表を含むプレゼンさえScrapboxで置き換えられるでしょう。