FPGA設計演習事前説明&アンケートy25
2025/7/31
これは,理工インターンシップI(学外実習)科目,FPGA設計演習の説明です.
受講者は必ず読んで理解した上で,アンケートを8月8日(金)までに送信してください.
不明な点は遠慮なく質問してください.
※学内担当:藤井大輔 ← Teamsチャットでどうぞ
1. 概要
本演習は全日程をオンライン指導(Teams)で行う
リアルタイム会議とチャットでやりとりする
講師:田中基夫(たなか もとお)先生(Design Methodology Lab)
日程:土日は休み:10日間
2025/8/25(月) 〜 /8/29(金)
2025/9/01(月) 〜 /9/05(金)
時間:9:00始業,17:00終業 ( 途中休憩,昼休みあり )
※会社への出勤と同様,開始時間の遅刻は厳禁
※9時前には「FPGA設計」チャネルを開き,会議が始まっていればすぐ参加
必要事項はTeamsで連絡します.まめにチェックして下さい
問い合わせ先1:TeamsFPGAチャネルに書き込み
問い合わせ先2:実習開始までは藤井(a91021)
問い合わせ先2:実習開始後は田中先生(a07248)
2. オンライン指導について
Teams「科目_理工インターンシップI(学外実習)」チーム-「FPGA設計」チャネルを使う
※受講者は登録済みです.科目とチャネルへのアクセスを確認しておいてください.
毎日,リアルタイム会議で朝礼を行い,作業の説明を行う
教材一式は受講者に送付する
※ アンケートフォームに,確実に受け取れる住所を記入すること
毎日の課業開始時には教材テキスト,教材ボード,自分のPC,筆記用具,ポストイット、電卓、ノート等がすぐに使えるように用意しておく
就業時間内は,会議を接続したままで作業をつづける
必要に応じて適宜,会議にてレクチャーがある
質問も会議スレッドで発話・書き込みで行う
進捗状況を把握するフォームやシートが示されれば記入する
途中休憩,昼休憩は指示がある
体調変化や急用など,事情がある場合は可能な限り早く相談すること
終了時には日報を提出する
日報送付先: fpga-rep@elec.ryukoku.ac.jp
3. 事前学習
◎「FPGAとは」「論理回路とは」を調べておく
関連講義:「情報通信基礎」「ディジタル論理」「電子回路基礎・演習」
「電子情報実験II:ディジタル情報回路」(熊野先生担当)
→該当テキスト/ノートを復習
WikiPediaその他わかりやすいページを探すこと
◎配布テキストをパラパラ読んでおく
配布予定のテキストPDF版は以下で参照できます.
※大学アドレスでのアクセス限定
または
4. 必要な設備(推奨仕様)
パソコン:
※皆さんのPCは推奨スペックに準拠したBYODパソコンなので,大丈夫だと思いますが,再確認してください.
Windows11の動くPC
インタネット接続: 終日連続接続可能な環境
※自宅が不安定なら大学で受講もOK:場所は各自確保:おすすめは1-612
ストレージ(HDD/SSD)の空き容量: 30GiB 程度必要
※空き容量が20GiB未満の場合は外付けSSDを貸出し可能
CPU: Intel Core-i 3 以上
メモリ: 8GiB 以上
USBポート:Type-AまたはTypc-Cのポートがあること
Type-Cしかない場合はType-Aへの変換アダプタが必要:各自購入
※実習ではUSB増設アダプタを送付して利用する
Webカメラ(PC内蔵,必須):顔・表情をみて実習するため
★内蔵カメラがない/使えない人は,外付けWebカメラを自分で入手するか,スマホ/タブレットをカメラとして利用して下さい.
※各自のBYODパソコンにトラブル等があれば,緊急に実験用PCを貸出し可能.
★大学に取りに来てもらう必要あり
マウス(必須):外付けマウスを強く推奨.
※2.4GHzワイヤレスマウスを推奨:安いものは1000円程度~
スマホ(必須):回路の写真・動画を記録するため
★スマホで動画・静止画が撮れない人は,外付けWebカメラを自分で入手してください
※スマホがうまく接続できない,Webカメラがない → タブレット貸出可能です
セカンドモニタ(推奨): ノートPCの場合,画面が小さいので作業効率が悪い
→ モバイルディスプレイ(15inch程度)があると作業が捗る
※大学PCのディスプレイもType-C接続でセカンドディスプレイになる
Amazonタイムセールで1万円以下で販売されているものもあり
利用アプリ: USBメモリにて配布またはWebPageからダウンロード
予定:Gowin EDA, Cygwin, TeraTerm
※Webカメラ,スマホ,マウスは必ず確認お願いします.
Webカメラも貸出可能です
購入するとしても,2~3千円で入手できます
5. 事前作業
PCで利用する"GOWIN EDA"の前準備をして下さい.
配布テキストp.407「9.2 GOWIN EDA」を読んで実行して下さい.
※以下の作業をやってみてうまくいかない場合は,エラーメッセージや状況をメモしておき,田中先生の実習が始まってからアドバイスをもらって下さい.
以下,テキストの内容を引用します.
─────────────────────
GOWIN 社は提供している FPGA を設計するための開発環境 GOWIN EDA を無償で提供しています.
下記の GOWIN 社のウェブにアクセスをして下記の作業を事前におこなって下さい
(1) ユーザー登録
(2) GOWIN EDA のダウンロード
※USBメモリで提供されるが,念の為あらかじめダウンロードしておく
(3) GOWIN EDA のライセンス申請
Windows PowerShell から ipconfig –all を実行して,有効なアダプタの物理アドレスをメモ帳などに記録する
(1) ユーザー登録:入力項目は以下の通り
メールアドレス
パスワード
パスワード(確認用)
電話番号
アドレス
認証コード
(2) GOWIN EDA のダウンロード
GOWINにサインイン
→ サポートメニューからGOWIN EDAホームを選択
→ 「Gowin EDA」のダウンロードを選択
→ 「Gowin EDA」のダウンロード ページから
Gowin Vx.xx.xx.xx (Windows x64)
の右側の矢印アイコンをクリックしてダウンロード
(3) GOWIN EDA のライセンス申請
GOWIN EDA ホームのページにて
「ライセンスの申請」を選択:入力項目は以下の通り
会社名:龍谷大学
会社のウェブサイト:龍大のトップページ
部門:先端理工学部
連絡者:自分の名前
電話番号:自分の電話
メールアドレス:大学のアドレス
MACアドレス (※)
※WindowsのPowerShellで ipconfig -all で表示されるネットワークインタフェース(通常はWirless LAN)の物理アドレス
ライセンスの種類:"Local"
オペレーティングシステム:Windows
ソフトウェア:GOWIN EDA
国または地域:Japan
ライセンスの更新:いいえ
認証コード:CAPCHA画像で表示される文字を読んで入力
最後に「提出」を選択
─────────────────────
6. 貸出物品要領
希望に応じて以下のものを貸出します.※事前確認アンケートにて回答して下さい
Androidタブレット:Teams会議接続・カメラ撮影用
※演習では,Teamsにて毎日講師の田中先生の会議に参加し,課題提示,質問,進捗状況報告する. 1台のPCだけだとTeamsに接続しつつ,FPGA専用のアプリで開発を進めるのは,PCによってはかなり負荷がかかる.過去にもうまく接続できない,開発アプリが動かないなどの事例があった.
→ 自PCに不安がある場合,Teams接続用にWiFi接続タブレット(Android)を貸出し可能.
外付けSSDディスク:内蔵ディスクの補完
※演習では自PCにFPGA開発用アプリをインストールする.このアプリはかなり大きく,最低でも30GiB,空き容量が必要である.
→ 自PCにそれだけの空き容量がない場合は外付けSSD貸出し可能
※SSDはUSB3.1 Gen1対応を用意
Webカメラ:あまり広角ではありませんが貸し出し可能です
実習用PC:自PCと別に必要な場合:ただし古いので,あくまでも緊急用と考えて下さい
※本演習にはWindowsPCが必須.自PCがMacの場合,WindowsPCを入手する必要がある.まずは所属研究室に貸出してもらえるか確認し,それが無理なら課程の実験用PCを貸出可能.
★ただし,貸出PCは古い(2016年製).メモリは16GiBに増設,ディスクはSSDに換装済だがCPUは高速ではない.演習用の開発環境としてギリギリ使える程度.
以上を読み,必要に応じてアンケートにて申請してください.
★物品受け取り: 以下の場所に取りに来て下さい.
1-434右 電子課程事務室
受取期間: 8/19(火),8/20(水) 09:00~16:00
課程事務員在室時
※実習中にトラブルがあり,講師の田中先生が必要と認めた場合,追加貸出も可能です.その場合の受け渡しは別途相談
★物品返却: 9/05 実習終了後,なるべく早く課程事務室(1-434右)まで戻して下さい.
※貸出物品に何らかのトラブルが生じた場合は必ず田中先生か藤井まで連絡して下さい.
7. 事前調査アンケート
以上の確認,物品の申請,田中先生からの事前調査を含めたアンケートがあります.
以下にフォームを示すので,すぐに記入して送信してください.
※遅くとも8月09日(金)まで.
または
https://gyazo.com/1a3f0f06b251ba4d1574c2612bf2b548
5. 実験物品:8月中旬送付予定
田中先生から直接送付
FPGA実習テキスト2025年度版
FPGA実習キット(FPGAボード,パーツ)
【受講者特典】
実験機材は実習後は差し上げます.せっかくなので復習したり,新しいプログラムを考えたり,後からも遊んでください.大学の研究室での活用も検討してください.
← もし捨てるほど不要なら藤井まで返却を.
8. タッチタイプについて
タッチタイプ(手元を見ずにタイピング)については1年生の情報基礎でやりました.ですが自信ない人はぜひ,下記の YouTube を見ながら練習をしておいてください.本実習でも毎日やります.
キーボード講座(YouTube)
本学の情報基礎でも教材として扱っています.
9. 田中先生からのメッセージ
FPGA実習の講師を担当させていただく田中です。
元々はオンサイト(対面)にて主に REC棟にて行わせていただいていたこのコースも> コロナ禍以降はオンラインで行わせていただくこととなりました。1号館(?)前の金魚に会えなくなったことは残念ですが、眼の弱ってきた老人としてはオンラインの方が楽なのかも知れません。
本コースの教科書はスライドにして400ページ以上ありますが、受講者に理解していただきやすい様に配慮して作成したつもりです。それでも取り組むのには、それなりの体力が必要になるかと思いますので開講までに体調の方を整えておいていただけますと助かります。
また使用する基板は半田面や接点が露出していますので、予期しないショート等が起こらないように、作業する机の上に充分なスペースを用意しておいてください。
ということで皆様とはサイバースペースにてお会いすることになるかとは思いますが、お会い出来ることを楽しみにしております。
31-Jul-2025 田中 基夫
以上.
2025/7/31
FPGA設計演習講師:田中基夫
FPGA実習学内サポート:藤井大輔