ページを作成した時期を手がかりに読み直したい
(たとえば、1年前の同じ月に作ったページをまとめて読み直したい)と思うことがあります。そもそもタイトルに日付を入れたりしないといけないというのが面倒くさいです。
インポート機能を使えば、特定の日時に作成・更新されたページとみなしてページを新規作成することができますtakker.icon あとは対象の日記をこの形式のjson dataに変換するscriptを書けばokです
ただこの方法、非エンジニア向けでは全く無いですね……
nekketsuuu.icon
「月ごとに過去記事をまとめて読みたい」ということであれば、ソートではなくてブラケティングで解決できそうです。
つまり、[2020-01]-01みたいなブラケティングをした日付を記事内に仕込んでおけば、その月の記事を後からまとめて読むことができます。
このようなブラケティングは、時刻を挿入するキーバインドを使うと自動的に行えます。
WindowsのデフォルトだとAlt+Tです。
UserScriptを使うと形式を弄れるので、自分好みのブラケティングに整えることもできます。
#2020-01-01 #2020-01 #2020みたいにすることもできます。リンクが節操なくなってやや使いづらくなるかもですが……。
関連ページを表示するときに意味の狭いタグから先に見れると便利なので、やるならこの順番かなあ……と思いました。
個人的には最近はブラケティングすらしてなくて、「ある月のページ」がみたくなったら検索で賄っています。
関連ページには日付に関する関連ページよりも、ページ内でブラケティングしたキーワードに関する関連ページをなるべく出したいからです。
タイトルに日付を入れたいということであれば、いくつか自動化の方法があります。
1. 時刻を挿入するキーバインドをタイトル部分で使えば今日の日付を入れられます。
形式を自分で弄れるので、もし日記にしか使わないプロジェクトなのであれば、最初に出てくる形式がタイトルで使う形式になるよう弄っておけば便利かもしれません。
2. ブックマークレットを使って記事のテンプレートを自動生成することができます。
つまり、今日の日付(あるいは指定した日付)で記事を新規作成するブックマークレットを作っておけば入力の面倒くささは小さくできます。
(ブラケティングで解決するのであればそもそもタイトルに日付を入れる必要すらありませんが……。)
個人的には、Scrapboxのトップページのソートには依存しない形式で記事を書いていく方がScrapboxっぽい使い方だなと感じます。
ソートに依存すると編集するハードルがちょっぴり上がってしまいます。
「この編集はソートを壊さないだろうか」と思ってしまいます。
これはScrapboxにページのタイトル辞書順ソートが導入されたとしても思ってしまいます。
また、Scrapboxはなるべくルールを覚えなくても編集できるようになっているのに、タイトル部分で自分ルールを作ると面倒くささが上がってしまいそうです。
たとえば「リンクの記法が[URL title]だったか[title URL]だったか覚えなくて良いように、大抵の場合はどちらでもよしなに認識してくれるようになっています。
タイトルソートでまとめようとすると、日記以外のページを作りたくなったときに窮屈そうです。
ブラケティングした文字列に対して記事を書きたくなったとか、UserCSSを書きたくなったとか、日記以外のページを書きたくなることはありそうな予感がします。
ただ、たとえば「○月○日の日記で×月×日の日記にリンクしたい」みたいなことがあるのであれば、タイトルを日付にしておくとブラケティングしやすくて良い……かもしれません。
Scrapboxには2-hop linkがあるので[2020-01-01]みたいなブラケティングをしておけばリンクすることはできます。こっちの方が汎用性があって便利かもしれません(どうだろう)。
これを使っていますtakker.icon
ページを作成した日を手がかりに探すならこれで十分です。
また一日で(手動で)作成できるページ数には限りがあるので、関連ページに関係ないページがあふれる事態にはなりにくいです
[2020-01]は流石にページが多くなりすぎるので避けたほうが無難です
一週間や一ヶ月ごとにページをまとめて見たい場合は、適当なページにその期間の日付リンクを全て書き出せばまとめて見れます