WindowsにGhcup(Haskell開発ツールチェイン)をインスコ
参照ページ
解説
オフィシャルサイト(参照ページ1)の冒頭に、Windowsでのインストールスクリプト(Powershell)がおいてあります。さあやるぞ、とノリノリのあなた、やる前にちょっと次からの注意書きを読んでからやりましょう。
GhcupのWindows版はWindows用のPOSIX互換ツールチェインの一つであるmsys2を使用します。上記スクリプトで Ghcupのインストールを行うと、デフォルトではmsys2のインストールも行なってくれますが、その方法だとGhcupフォルダ配下にmsys2がインストールされてしまいます(専用みたいな形になっちゃう)し、msys2用のターミナルを起動するスタートメニューショートカットもなぜか作ってくれないので、上記スクリプトを起動する前に別個にmsys2をインストールしておくのが良きです。
ちなみに WSL2上のLinux環境にghcupをインストールしたい場合は、Powershellスクリプトの下のShow all platformsリンクを辿るとLinux用のインストールスクリプトが出てきますのでそちらを使いましょう。
手順
msys2オフシャルサイトからインストーラをダウンロードして実行。
msys2ターミナルの起動ショートカットがスタートメニューに作成されますので、それの一つを起動して
pacman -Syuを実行してmsys2のパッケージをアップデートします。
PowershellをWindowsのターミナルで開き、Ghcupのインストールスクリプトをコピペして実行。
途中でmsys2のインストールフォルダを聞いていますので、(msys2をデフォルトでインスコしていると)C:¥¥msys64のように入力します。¥が2つなので注意。
その他の項目はデフォルトでOK。
インストールスクリプト実行の最後に使い方等の案内文がずらずらと表示されます。キーを1回押すと案内文は消えてしまうので、コピペするかスクショを撮っておきましょう。
$HOMEディレクトリの.bashrc末尾にghcupの設定ファイル読み込み行が追加されているはずです。既にCygwin等をインストール済みで.bashrcをゴリゴリにカスタマイズしている方は自分の気にいるように修正しましょう。
案内文にあるように、msys2のターミナルを起動するとGHCが使えるようになっているはずです。
(2022-07-03)