postalkでチャットしながら考えた雑記
postalkを使って複数人でチャットする機会があったので、
チャット最中およびチャット後に考えたことをいくつかの話題に分けてメモした。
チャット最中に頭の中で考えていたことなので、チャットでは出していない内容も多い。
あとでページを分けるかもしれない。
チャットをする前の個人的なねらい
postalkはチャットツールになるのか実体験してみる。
postalkは自らチャットツールであると謳っている。
自分はまだpostalkをチャットツールとして使ったことはない。
postalkは他のツールと併用する方がいいのか?
ねらいに対して
postalkはチャットツールになる。紙とペンを使ってチャットするという意味で。
ただ、紙とペン以上の複雑なことになると、紙とペンと同様の制約も現れる。
また、今はまだ紙とペンよりも不便な点もある。
zオーダーを変えられない。
postalkは他のツールと併用する方がよい。
相手の好みに応じて通話、チャットなど使い分ける。
使い分けないと
すぐにボードが細かい会話のやりとりだけでいっぱいになる。
細かい会話をするには情報に対して消費するボード上のスペースが大きい。
ねらいとは別で頭に浮かんだこと・やったこと
postalkのカードを1行で書きたくなる症候群
テキスト行数が違うと
カード間の間隔が揃わない。
テキストの行数によってカードの大きさは変わっていいけれど、カード間の間隔が変わってほしくない。
カード間の距離感で印象が変わるので。
自分が神経質なだけかもとも思ったけれど、カード間の距離は大事。
カードがグリッドではなくカードの辺にスナップすればいい?
グリッドにスナップの方がいい。
カード辺にスナップすると、カードが増えるとスナップ箇所が増えて煩雑になる。
思考の可視化・移動・視線誘導
リアルタイムで共同編集するツールでは以下ができるとやりやすい。
考えていることを可視化できる。
可視化した内容を移動できる。
可視化した内容へ視線誘導できる。
視線誘導ができないケースが多い。
編集箇所への視線誘導(あるいは追跡)の方法
ツールの性質に応じて
後から編集できないツール e.g. チャット, メール
自動的に一番端の最新へと視線誘導する力が働く。
後から編集できる・非同期的に共同編集するツール
ログで追跡したくなる。ログも一番端の最新へと視線誘導する力が働く。
ログは不揮発性で後から参照できる。
後から編集できる・同期的に共同編集するツール
明示的に視線誘導したくなる。
同期的になると、即時性や揮発性のあるラフな方法が欲しくなってくる。
例えば
ハイライトが無いと
例えば、カードが増えるた時に、新たに増えたカードの存在に気付け無い。
ボードをジッと凝視し続ける必要がある。
カードを追加した側も、相手が視認しているのか不安になる。
カードを選択しても、選択状態のハイライトは相手から見えない。
カードを選択してCキーを押し続けるという頭悪いことを思いついた。
https://gyazo.com/3953ac32a686b62b075caeb261cd6666
遊びでやっただけで日常的にやるものではない。
無駄に大量のリクエストを送りつけてしまっている。
将来ログ機能が実装されて色変更もログに記録されるようになったら荒らし行為になる。 この時の矢印はスクショが取れれば、(たぶん)元のボードには残らなくていい。
https://gyazo.com/b61ec04afdf63c5739bfdb50182fd3b3
テキストが増えた時に話を続けられるか?
量の制限
「ボードの大きさは有限がいい vs 無限がいい」の前に、
増え続けるコンテンツに対してどちらが適しているか?がある。
コンテンツを入れる箱が無限に大きくなるのが適切なケース
コンテンツの要約ができるのが適切なケース
ボードとカードに置き換えて表現すると
ボードの数は、無限に大きくしたい。
カードの数は、要約したい。
Web上の紙とペンとして考えれば、カードの数は無限じゃなくていいかもしれない。 ボードが大きくなってもいいのだけれど、別のUIじゃないとお互いが注視している場所を伝えるのが煩雑になる。
カードの数が増えることでボードのスペースを消費する理由は2つある。
内容が発散したことで消費するスペース
内容を要約できないことで消費し続けているスペース
その椅子取りゲームはどちらか?
今、より重要だと見るのはどれかを考えるためか?
単にスペースが足らないだけか?
周りのカードの類似性を見つけて、レイアウトしなおして席を詰めてもらう。
レイアウトの微調整は本来やりたいことではない。ただの作業。
要約の方法
2つ考えられる。
まとめて、新しい名前を付ける。
まとめて、まとめた中から代表的な1枚を仮の要約とする。
実際には要約になっていなくてもいい。
音楽CDのジャケットのように
全曲を総括したデザインもあれば、
代表曲を前面に出したデザインもある。