React Hooks
フック (hook) は React 16.8 で追加された新機能です。state などの React の機能を、クラスを書かずに使えるようになります。
いいところ
振舞いを使いまわす術が基本機能にない → 基本機能として提供
クラスベースだと「振舞い(状態と作用)」「コンポーネントの構造」をセットで扱うので、前者だけ欲しくてもWrapper(HOC/Provider/Consumer/...)まみれになってつらお
副作用を発生させる処理がライフサイクルメソッドに散らばる → ひとまとめに扱い(useEffect)、メンテしやすくする
クラスがつらい。たとえば、thisを知らないといけないし、知っててもメンテはつらい → 関数ベースにする
必要なのか
フックへの移行を急ぐ必要はありません。特に既存の複雑なコンポーネントについては、「大幅な書き換え」は避けることを推奨します。
関連リンク
Hooksの概要とメモ化との関係についてのお話。なるほど!
HOC を Hooksに書き換える流れとポイントの解説。とても丁寧