情報密度
情報密度は、「限られた空間・時間内にどれだけ意味のある情報が詰まっているか」という「量的効率性」のことをいう
受け手が情報を「見る」かどうかは情報量(=総量)より情報密度(=質)
時間や注意の制約があるため、短時間で意味が伝わるかどうかが重要
雑多に書かれているものより、ある分野に絞った情報で確度が高いほうが見られやすい。
見に来る人は、何か思惑をもって見に来ている
学会とかもそう。雑多に発表される場であっても個人としては得られるものを想像しながら動いている
情報密度が上がってくると、1つの誤りが命取りになる
自分の思想と違う、明らかに間違っている情報が1つでもあるとその資料は信頼性が無くなる
矛盾が日常になってしまうと、ルールそのものの効能が失われる
例:コメント文の小さいミスだとしても、それがあるだけで全体の信用度が下がり、どんなコードを信用していいのか分からなくなる
疑った目でかかるようになり、他の正しい部分を読んでもらえなくなる
ただし情報密度が高いほど誤謬の発見が容易になる
質が高い資料はより質が高くなりやすい
深層学習分野など、スケーリング則により情報量が結果的に質を担保する場合もある しかしそれは高速な情報処理によるものでレアケース
人間の情報処理だと質は重視される
機械学習分野でもデータの質は重視される