文章をかくときにつかうやつ
☑️知識をほこらない。
☑️人からのものに敬意を払う。
☑️自分が理解してかく 。
☑️よみ手と会話する文章をかく。
かいたあと
⬜まずはよみなおす。よみあげて、つまるところがないかたしかめる。
⬜文体が統一されているかをたしかめる。
⬜はじめの段落で、この文章のテーマがしめされていることをたしかめる。
⬜むすびの段落にはテーマをくつがえす話をいれない。
⬜主張に疑問文や否定文をつかっていないかたしかめ、肯定文になおす。
⬜主張のあとに理由(なぜなら、具体例)があるかをたしかめる。理由の根拠(というのは)がしめされているかもたしかめる。できるだけ具体例をしめす。
⬜場面のかわるところでは、「とき」や「ところ」についてかいてあるかたしかめる。
⬜段落のくぎりが適切であるかをたしかめる。ほかとくらべてかなりながかったりみじかかったりしないかをみる。(くぎりやすい「しかし」「なぜなら」「だから」、くぎりにくい「すると」「それに対し」「また」「たとえば」「つまり」などを目安とする。)
⬜「これ」「それ」「あれ」が何をさしているのかをたしかめる。文章をかいている時点のことがらは「これ」をつかい、過去の時点をさすなら「それ」をつかう。
⬜文の主語を意識する。主語のない文は、その主語が何であるかをかんがえる。前の文から主語がかわっているなら、主語をつけたす。
よりおおきくなおす
⬜ながい文をへらす。単文を意識する。一文80字以内が目安。
⬜次の規則を参考にして読点がなくても意味のかわらない文章にする。
⬜重要なことはさきにかく。
⬜「に」「と」「へ」「より」「から」でつながる文節を補足文という。ながい補足文を前にもってきて、短い補足文をうしろにおくとよみやすくなる。とくにながい補足文はひとつの文として独立させる。
⬜述語をふくむ文節を前にもってくるとよみやすくなる。
⬜修飾語(かざりことば)と被修飾語(かざられことば)をちかづける。
⬜「いつ」「どこ」で「だれ」が「なに」を「どうする」の順番でかくとわかりやすい。
⬜一文でおなじことばが二度以上あるときは、ほかの言い方にかえる。
⬜わかりにくい受け身文は、能動文にかえる。
こまかくなおす(みじかくする)
⬜「という」と「こと」はけずれるならけずる。
⬜「てみる」「ておく」「というもの」「ような」「のほう」「かどうか」は簡潔にする(できれば)。
⬜「ている」「ていた」「ていく」は継続の意味でだけつかう。(していた→した)
⬜ときやところのあとの「に」はけずらない(「あそこ〈に〉は美味しいデザートがある」)。
⬜「とても」「ひじょうに」「さいこうに」「たいへん」「ほんとうに」「ぜったいに」といった強調は、いらなければけずる。
⬜「なぜなら~から」の「なぜなら」はけずる。
⬜並列の「と」はけずらない(「~と~を」→「~と~とを」)。
⬜二重否定があれば肯定文になおす。
⬜「をふまえて」「のなかに」「のうえで」などは簡潔なかきかたにおきかえる。
⬜常用漢字にない漢字語はいいかえるか、かなでかく。
⬜不要な接続詞がないかをたしかめる。
句読点をみる(いろいろな打ちかたがあります。ここでのマルの打ちかたは教科書式をベースにしました) ⬜カギカッコのなかでも、文のおわりにはマルをうつ。(例:「~~。」)ただし、文を途中まで引用したときや会話文のときはうたない。文中のカギカッコも同様。
⬜みじかいカッコがあれば、カッコをへだててマルをうつ。(例:~~(~)。)
⬜ながいカッコはわける。このとき、カッコのなかにマルをうつ。(例:~~。(~~。))
⬜単独の文節(「きのう」「東京で」「わたしは」)とつながりのある文節(「おもしろいところに行った」)の間にテンをうつ。
⬜つながりのある文節のなかにはテンをうたない。単独の文節同士のあいだには、必要に応じてテンをうつ。
⬜直後のことばにかかるときにテンはいらない。かかるさきがはなれていたらテンをうつ。たくさんあるときは、かかりのみじかいほうをはぶく。「は」はながくかかり、「が」はみじかくなる。
⬜重文のあいだにはテンをうつ。
⬜文はじめにある主語のあとはテンがいらない(「~~は〈、〉~~。」)。
⬜文のはじめにある接続語(「しかし」など)、とき・ところ、強調したい修飾語のあとはテンをうつ。 ⬜とじるカギカッコのかわりにテンをうたない。
⬜「ないし」「および」のまわりにはテンをうたない。
おわりに
⬜(誤解しやすい)あいまいな文、(よみ手を意識していない)むずかしい文、(不快にさせる)ひとりよがりな文がないことをたしかめる。
日、なる
英、する
、ある