恐怖心と猜疑心と嫌悪感
そのような話をする母親からは、私の昔の記憶にあるラジカセで楽しそうに音楽を聴く姿を想像できなかった。恐怖心と猜疑心と嫌悪感に満ちた人間だった。
恐怖心: おそれ
猜疑心: うたがい
嫌悪感: にくしみ
感染症はおそろしい。しかし、おそれ、うたがい、にくしみのおもいはもっとおそろしいものだ。(正確にいえば、これらのおもいも必要だからあるのだが。)
エコーチェンバーがこわいのは、この3つをつよめるから。そうでなければ、べつに問題はない。 「恐怖感をもちなさい」「恐怖感をもつのだ」と、いわば洗脳されている。
洗脳されると、自分もおなじことをほかの人にしようとする。ほかの人に恐怖感をもつようにはたらきかけるのだ。