カン字500字制限案
カナモジカイ事業部 第3部、カンジ制限に関する部門によって、岡崎常太郎氏らによるカン字500字制限案がつくられた。
まず、子どもたちが書き取りできるカンジの数についてしらべ、600字が限界であるとした。
それから、大手新聞社のそれぞれ60日文のカンジについてしらべ、それぞれ音読みと訓読みにわけ、音読みのカンジのみから使用回数をしらべた。
カンジは、出現率のたかい500字で全体の77.3%を、1000字で全体の91.7%をしめていた。
それから、個人の意見をしらべるため、おおくの人々に「自分の500字案」をつくってもらった。
それによると、「心」がもっともおおく、「人」「日」などもおおかった。反対に「軸」「厥」は当時の常用漢字であったが、一人もえらんでいなかった。
これらの結果におもみをつけ、上から順にならべた。だが、それだと「笑」「挨拶」「喧嘩」のようなかながきできる文字もはいってしまうので、いくつかを調整し、500字をきめた。
一覧はこちらにある。
https://gist.github.com/ShikiOkasaka/73273a642ffd9f48fc1c372fe35b532c
https://twitter.com/tsyshito/status/1366730385879486467
原案(生データ)から削除された字は以下のとおり。なお新字体にあらためた。
太着強郎戸陸王石林武足昨英味茶聞里争河将雨害必港勇賀我福楽習黒寸考走路育玉松洲(州)末善始臣養又宿熱防波夕協旅弟深犬富歌針岩佐牛声油飛及想尺昔選雪建打落毛豆労岸央血処裁笑刀賞雲池税城置渡机谷祝皆竹