根回し
45 根回し
もし、何が起こるか全く予測せずに決議の場に臨むとしたら、望ましくもない結果になる危険性がある。しかもそれはあとから取り返しがつかないかもしれない
この一文で、自分の中での根回しの重要性が高まった(意思決定者側の立場になれば、負荷になるよなぁ)
解決方法
問題について手短に説明することを口実に意思決定者へそっと近づき、疑問をもっていそうなら、それを聞いてみる。彼の懸念事項に耳を傾け、それにひとつずつ対処しよう。まずは彼がもっとも気にかけている質問に答えたあとで、細かい情報を伝えるようにしよう。あなたの思い入れだけではなく、事実を提示すること。どうなってほしいと考えているのか、明確にすること。課題に現実味をもたせるべく、ストーリーを伝えよう。すべての意思決定者が、問題と意思決定がもたらす結果について十分に理解しているかどうかを確認しよう。
アイデアを事前に壁打ちしてもらうときのやり方として参考になる。
まずは信頼できる人から、次に反対しそうな人っていう順番は大事だよなー。
課題を論争の的にしないように。 名指しも非難もなし。 個人に係る課題にこの パターンを適用しないこと (たとえば、 特定の個人を解雇リストにのせるために 使うと個人的な反対運動や恨みにつながりかねない)。
わかるーそして根回しの章でここまで書いてあるのはよい(自分の意見を通したいがために根回ししているのを以前そこそこ見かけた)
意思決定者と関係を構築しよう。 組織内の人たちとまだ信頼関係を結んでいな い新入りでは、 このパターンは活用できないかもしれない。
fearless changeあるある
章全体を読んで、根回しって言葉がよくないなーと思った
「根回し」とは、本来「樹木などの移植の1、2年前に、広がった根を根もとを中心に残して切り、細根の発生を促すこと」(『デジタル大辞泉』、小学館)
語源は全然ネガティブじゃないんですよね!!ただ、ビジネスに転用された上に、世渡りと組み合わさると、ちょっと良くない印象が出てきますよね
なるほど。「まったくの自分勝手な理由でこのパターンを使うと、火傷するだろう。そのコミュニティにとって最良の道を考えるとき、このパターンはもっとも力を発揮する」とか、いわゆる根回しのニュアンスとは、確かにちょっと違う感じがする。