研究会の記録
(所属先等は研究会当時のものです。)
第九回研究会(2023年11月2日 13:00-15:00 オンライン開催)
山辺恵理子氏(都留文科大学)
「学校で価値について話し合う 正義とケアをつなぐ対話の模索」
関連文献
ネル・ノディングス, ローリー・ブルックス. 2023 . 批判的思考と道徳性を育む教室: 「論争問題」がひらく共生への対話. 学文社. https://www.gakubunsha.com/book/b622091.html.
第八回研究会(2023年6月23日 16:00-18:00 オンライン開催)
玉澤春史氏(京都市立芸術大学)
「裏回しはNPCかロールプレイか:サブファシリテーターの役割」
関連文献
玉澤春史・一方井祐子. 2021. 宇宙政策を扱う対論型サイエンスカフェ. 科学技術コミュニケーション, 28. 49-60. https://doi.org/10.14943/96915
第七回研究会(2023年3月23日 10:00-12:00 オンライン開催)
種村剛氏(北海道大学)
演劇を用いたサイエンスコミュニケーションの実践について
関連文献など
奥本素子・種村剛. 2023. まだ見ぬ科学のための科学技術コミュニケーション 社会との共創を生み出すデザインと実践. 共同文化社. https://honto.jp/netstore/pd-book_32262745.html
演劇の例
北海道大学CoSTEP. コラボレーション企画 弦巻楽団×北海道大学CoSTEP 『オンリー・ユー』(2021年).
北海道大学CoSTEP. 討論劇と評決ワークショップ『生き物の運命を握る鍵を手に入れた時、あなたはどうする?~討論劇で問うジーンドライブの是非~』(2021年度).
第六回研究会(2023年3月13日 18:30-20:30 オンライン開催)
川口広美氏(広島大学)
教室における論争問題の扱いについて
関連文献など
川口広美・玉井慎也・村田一朗 ・田中崚斗. 2022. 社会科教師の論争問題学習に対するスタンス調査研究. EVRIプロジェクト叢書 vol. 6. https://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/5/52125/20220401115109981242/BERP_6.pdf
ダイアナ・E・ヘス. 2021. 教室における政治的中立性――論争問題を扱うために. 渡部竜也・岩崎圭祐・井上昌善 監訳. 春風社. https://honto.jp/netstore/pd-book_30811278.html
番外編 (2022年12月29日 13:00-15:00 オンライン開催)
大庭弘継氏(京都大学)
オンライン・ディスカッション・サービス D-Agreeの実際の研究での使用に関して知見を共有していただきました。
関連情報
《究極の選択》研究会 https://hardestchoice.org
D-Agree https://d-agree.com/site/
今回は、日本学術振興会「課題設定による先導的人文学・社会科学研究推進事業」学術知共創プログラムの「よりよいスマートWEを目指して:東アジア人文社会知から価値多層社会へ」(代表 出口康夫)の一環として開催しました。
第五回研究会(2022年11月19日 13:00-15:00 オンライン開催)
中垣恒太郎氏(専修大学 / 日本グラフィックメディスン協会)
「グラフィックメディスンの取り組みと課題」
関連文献:一般社団法人 日本グラフィック・メディスン協会. 2021. 日本の医療マンガ50年史 -マンガの力で日本の医療をわかりやすくする-. SCICUS.
関連文献:MK・サーウィック ほか. 2019. グラフィック・メディスン・マニフェスト: マンガで医療が変わる. 北大路書房.
関連情報:
THE PENNSYLVANIA STATE UNIVERSITY PRESS のシリーズ https://www.psupress.org/books/series/book_SeriesGM.html
Graphic Mundiシリーズ https://www.graphicmundi.org/about/
第四回研究会(2022年2月18日 15:00-17:30 オンライン開催)
成瀬尚志氏(大阪成蹊大学)
「ファシリテーションから考えるレポート課題」
関連文献:成瀬尚志. 2016. 学生を思考にいざなうレポート課題. ひつじ書房.
加納圭氏(滋賀大学)
「「科学技術への潜在的関心層・低関心層」へのアプローチと対話型パブリックコメント」
関連情報:PESTI. n.d.. 対話型パブリックコメントとは.
PESTIサイト http://www.pesti.jp
関連文献:近藤康久・大西秀之. 2021. 環境問題を解く. かもがわ出版.
今回は、2021年度科学研究費補助金 挑戦的研究(開拓)「都市の倫理的変容のための学際研究:持続可能性,情報,レジリエンス,食,経済」(21K18114、研究代表 神崎宣次)との共催です。
第三回研究会(2021年12月18日 10:00-12:30 オンライン開催)
松山桃世氏(東京大学)
「伝えるファシリテーション 引き出すファシリテーション」
関連サイト: ひみつの研究道具箱
関連論文: 松山桃世. 2022. 「萌芽的技術の用途などのアイデア創出を促す科学コミュニケーションツールの開発 : ひみつの研究道具箱カ ードゲーム」. 科学技術コミュニケーション, vol. 31. 61-94. DOI 10.14943/104235 http://hdl.handle.net/2115/86689
筒井晴香氏(東京大学)
「先端的科学技術に関するカフェ・市民対話ファシリテーションの経験から」
第二回研究会(2021年10月29日 15:00-17:30 オンライン開催)
井上悠輔氏(東京大学)、山本圭一郎氏(国立研究開発法人 国立国際医療研究センター)
「「医療とAI」をテーマとしたディスカッション事例作りの試み」」について
関連資料
平成 30 年度厚生労働科学研究補助金 政策科学総合研究事業(倫理的法的社会的課題研究事業) 「医療におけるAI関連技術の利活用に伴う倫理的・法的・社会的課題の研究」研究報告書7「医療とAI」をテーマとしたディスカッション事例作りの試み
「医療におけるAI関連技術の利活用に伴う倫理的・法的・社会的課題の研究」令和元年度 総括・分担研究報告書
菊地建至氏(金沢医科大学)
「ファシリテートという観点から見ると、哲学カフェなどの対話の場はどのように整理され、それぞれにおいて何がファシリテートされるのか──経験から語り、質問に答える」
第一回研究会(2021年7月9日 18:10-20:10 オンライン開催)
一方井祐子氏(東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 特任研究員)
「「良い」コミュニケーションを考える」
関連文献: 加納圭, 水町衣里, 城綾実, 一方井祐子 編. 2021. 研究者・研究職・大学院生のための対話トレーニングーきく、伝える、分かち合う. ナカニシヤ出版
谷口彩氏(SAI Co-Cre Labo 共創型プロジェクトマネージャー)
「超学際研究における専門家と非専門家間の「補助線づくり」の手法検討−−グラフィックレコードの手法を用いたワークショップより紐解く(『哲学・倫理学の研究者のための超学際研究の手引き: 応用哲学会サマースクール 2020 実施報告』より) 」
吉添衛氏(立命館大学大学院 情報理工学研究科 博士課程)
「議論支援システム AIR-VAS の開発状況とシステムを活かす議論のデザイン」
関連情報: AIR-VAS
コメンテーター
服部宏充氏(立命館大学大学院 情報理工学研究科 教授)
太田和彦氏(南山大学 総合政策学部 准教授)