JLCPCB用のKiCadデザインルール設定
#JLCPCB に対応したKiCadのデザインルール設定をまとめるページ
特記が無い限り、1&2層基板用の設定値をまとめます。
JLCPCBの仕様ページ https://jlcpcb.com/capabilities/pcb-capabilities
KiCad 9 のデザインルール設定画面
https://gyazo.com/80e95cd099f476d00021627cf83ec7dd
uchan.iconによる設定。正しいとは限らない。
JLCPCBの仕様ページの記載に似たような項目がたくさんあり、KiCadの設定に対応させるのが難しかった。
設定方針
JLCPCBではViaとPTHで別の要求があるが、「最小アニュラー幅」と「最小ビア直径」はViaに合わせて設定している。
PTHの仕様に合わせてしまうと、狭い場所にViaを打ちたいのに打てない、といった不具合が出るため。
PTHは部品に合わせて穴とパッドサイズを設計するはずで、自然と制約を満たすような大きさになるだろう。
「導体から穴のクリアランス」はPTHの仕様に合わせてある。Viaだったら0.2mm
「最小ビア直径」は、特別料金がかからない範囲の最小にしてある。本当の最小は0.25mm
KiCad 7 時代の設定を残しておく。JLCPCBの製造能力が当時とKiCad 9時代で変化した気がする。
https://scrapbox.io/files/647a7b7bef8799001c1755b3.png
KiCadの「デザインルール>制約」での設定と「デザインルール>ネットクラス」の設定の違い
「デザインルール>制約」は、この基板内での絶対的な制約
「デザインルール>ネットクラス」は、特定のネットクラスに対する制約
助かる〜(´;ω;`)Yuuki Umeta.icon