自分のことかなと思う人は大丈夫の法則
以前、誰かが呟いた「どんな互助会的な集まりでも最低限の足切りラインはあり、それに満たない人は極端に冷淡にされる」といった感じのツイートがバズってコミュ障界に激震が走ったことがあった(そういえば最近読んだトイアンナさんの本でも、「引きこもりの互助会でも若くて無職歴数年みたいな人はすぐ溶け込めるけど、何十年も引きこもりだったおじさんはそういう場でも浮く」みたいなことが書いてあった。怖い)。
そうなんです。上のような状況を避けるためには、主催者としてはどうしてもトラブルメーカー、あるいは毎回座を白けさせてしまう人物は切らざるを得なくなるわけです。
け・れ・ど、じゃあ覚悟を決めて足切りすればいいのかというと、それはそれで様々な困難が待ち構えている。というのも、ぱっと思いつくだけでも
・出禁にすると逆恨みされる問題
・それとなく冷淡にしてもそういう人に限って全く察してもらえない問題
・やむなく冷淡度を上げていくとスペ主にきつい印象がつく問題
・不特定多数に注意喚起すると居てほしい人に限って刺さる問題
・かといって許容してるとこれまた居てほしい人の足が遠のく問題
……などのさまざまな問題があり、ひじょうに神経を遣う舵取りを要求されるわけです。この三番目などは「誰でもウェルカムじゃないけど誰でもウェルカムな雰囲気は出したい」ジレンマとしてセンター試験頻出問題になってるやつです。又、四番目は「自分のことかなと思う人は大丈夫の法則」として知られているやつですね。