相槌
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例えば会話をしているときに、聞き手のうなずきの頻度を変化させることで話し手の発言量をコントロールできることが知られています 1。 発言に対して頻繁にうなずくと話し手の発言量が増え、逆にうなずきをなくすと発言量が減る傾向があるのです。この場合、聞き手のうなずきは話し手にとっての「ごほうび」の役割を果たしていると考えられます。興味深いことに、話し手は自分の発言量が相手のうなずきの量に影響を受けていることに、ほとんどの場合まったく気づきません。 ですが、 発言量を測定すると明確な影響がみられるのです。 行動の直後に起こることが、その人のその後の行動に与える影響が決して小さくないことがわかるかと思います。〈叱る依存〉がやめられない 村中直人53ページ