書物の害悪
文字と書物の効用について誇らしげに語るテウト神と、その害悪を指摘するタモス神との対話というエピソードを例にして、書物と文字の害悪をソクラテスは語るのですが、このソクラテスの「語り」を弟子のプラトンは文字にして書物に残してしまう。積読こそが完全な読書術であるp.31
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